Neetel Inside 文芸新都
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童貞ガチ中だしハメ
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タイトル「童貞ガチ中だしハメ」

私はその日、一人のオッサンと寝ようとしていた。
オッサンは語り掛ける。
「嬢ちゃん、そんなに若いのに、なんで体なんて売ってんだ?」

まさか円光一人目でこんなことを言われるとは。
円光する理由なんて決まっているだろう。
確かに私は最近彼氏に振られて傷心していて精神もあまり安定しない。
だが、円光をする確実な理由は一つ、ズバリ、金である。
もれなく私も金金金金金。
脳内メーカーだったら金で埋まるレベルで金が欲しい。

しかしこの小汚いオッサンはなんでこんなことを聞いてくるんだ?
趣味か?趣味なのですか?

そんなことを考えていたら、ゴミ箱を漁ってきたと言わんばかりの見た目をしたオッサンはこう言った
「嬢ちゃん、どうせ金に困ってるんだろ?いっちょおっちゃんと契約せんか?」

契約とはどういうことだろう。この身なりでお金をたんまり持っている、なんていうことは
ないと思うんだけど……
「どういうことですか?」
私は気になり問いかけた。そしてそのあと衝撃の事実を知る。

「おっちゃんな。悪魔やってんのよ。でな、童貞1000人の精子を集めてくれたら
報酬として10億円。10億円嬢ちゃんにやるよ。」
「じゅ、10億円!?童貞一人頭(亀頭だが)、100万円!?」
余りの金額に私は動揺する。だって100万円だよ?100万円。信じられる?

「そうだ。100万円だ。ただし、必ず中だしさせること。それに素人童貞はNGだ」
「受ける」
即答だった。金の亡者たる私からすれば簡単なことだ。10億が手に入るのだから。

「OK。それでは子宮口を悪魔界へつなぐ。そうだ。言い忘れたけど、途中で契約を破棄することは
できないからな。完遂するか死ぬかだ。」

私はすぐに返事をし、子宮口を悪魔界へつないでもらった。
今思えば、それは大きな過ちだったのかもしれない。
当時の私はお金以上に大切なものなどないと思っていたのだ。

悪魔と出会った07月21日。この日より私の童貞ハントが始まる。

       

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