Neetel Inside 文芸新都
表紙

童貞ガチ中だしハメ
第一話

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第1話

ひょんなことから悪魔と契約した私は、童貞を探していた。

こう見えて純情キャラで行っていたので、友達に童貞かどうか聞くことは難しいのだ。
「童貞か……。どうしよう……。あ……!」

良いやつを思い出した。彼なら絶対に童貞だし、風俗に行く度胸もないだろう。さっそくlineで会う約束をする
彼の家の近所のファミレスだ。

「わぁー!久しぶりー!元気にしてたぁ?」
初手はあざとい声で揺さぶる。

「お、おお、君も元気だったかい?」
ああ、いつみてもモテなさそうなファッションセンスだ。顔は普通といった所だが、積極性もないしモテないだろう。

「サークル以来、だよね?」
「おお、そうだな」
一年生の頃から変わってないようで安心した。一人目はこいつで決まりだ。

「そういえば、翔太と別れたんだって?」
「そうなの……。」
思い出したくない事を思い出させるクソ男。だがまあいい。100万円のためなら。

「にしても急に呼び出してなんだよ」
「あのね……。」
彼氏と別れて寂しい。これからどうしたら良いかわからないというどうでもいい
(ハッキリいってコイツに話しても何も解決しない)話しをした。

「そうなのか……。ここじゃなんだし、家、来るか?」
来た!この童貞、どうせSEXの事ばかり考えていただろう。それっぽい誘導をしたらすぐ家に誘いやがった。
Foo!これで100万円GETだぜ!

ファミレスから数分歩く、すると見えてくる白い団地の一室が彼の家だ。
「一人暮らしだから少し散らかってるけど、適当に座って。」
マッドサイエンティストのような笑顔を浮かべる彼。キモい。ここで何回シコってるんだろwイカ臭ッ!

「なんか……暑いね……」
服を脱ぐ。するとつられて、量産型大学生ユ○クロYシャツを彼も脱ぐ。
ここですかさずスカートをパタパタする。パンツ見えたら立つだろ童貞。

「ちょっと窓でも開ける?」
眼をそらしてんじゃねぇ。見ろ童貞。
「声聞こえちゃうから……開けないで。」
「えっ?」
「あ……ごめん!変な意味じゃなくて!少しナイーブな事だから……。ね?」
窓にある彼の手をとる。彼はすでにテントを張っている。

「え……あ……そうだよね。ハハッ」
誘ってんだよ。早くしろ童貞。

「で、話しの続きしようか」
「それよりそのテント、なんとかしよっか?」
もうめんどくさいからとっととSEXしよ。

     

慌てふためく童貞をよそにズボンを脱がせる。
さっそく私はその熱い肉棒を口に含んだ。

「フ……フギィ……」
変な声をだすな童貞。

ジュポ、ジュポ、
フェラで逝かれても困るしこの辺にしとくか。
十秒程で肉棒から口を離し、もはや全身勃起している童貞をよそに、
私はおもむろにパンツを脱ぎ彼のおしべを受け入れた。

ぬぷぷっ、にゅぽにゅぽ
全身勃起している彼は動けないので、必然的に騎乗位になってしまう。
正直私はそんなに気持ちよくないが、彼はどうなのだろうか。
そんなことを思っていたら、彼の肉棒から白濁としたホットな液体が私の膣にそそがれていた。

「え?もう逝ったの?」
そう聞いたが、さっきまで全身勃起していた彼は、なにかをやりとげたかのように全身脱力していた。
返事もないし、私はさっさと帰り支度をして、悪魔の所へ向かった。

悪魔に現在の人数確認をしたら、1人だと言われた。
ナイス童貞。信じてたぜ。

こうして1人目を終えた私は、すぐに家へ帰った。

帰りの途中、見上げた東京の夜空は、
嘘のように星が無く、電灯と月のみが私を照らし出していた。

       

表紙

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