X年…
野球の世界に飛び込んだ中島は、そこそこの人気と成績で野球人生を駈け抜けていた。
少年時代には磯野と一日十時間も野球をし、小中高野球漬け。そンな人生だ。
磯野はミートグッバイなどで野球からは退いたがナンダカンダでパクチーじゃないのと結婚し、ハゲ親父と同じ会社で地味ながらもそこそこの暮らしをしている。
しかし、中島はコレで満足してはイケナイと考える。
質素な暮らしは悪くない。しかし、貯金が少しずつでも膨れていく。
せめて一回くらいは豪快に使いたかッた。
そんなコトを考えて約六十九日、オナじチームの男から誘いを受けた。
其処でヤるのは
何人もの女達と金を侍らせてSEXをするイヴェント。
乱交パーリィーだ
中島は、乱交の世界へTEIKU OFUする。
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午後九時、新宿…
趣味が高じたとはいえ、日々の積み重ねが功を奏した瞬間であッた。
もっとも、ソレが全てパーになる可能性も孕んでいるのだが。乱交パーリィーなだけに。
中島達は馬鹿騒ぎしながら、酒を飲んでいた。
どうしても、たのしくてしょーがなかッたからだ
此処最近は、野球をつまんねーと感じており、口癖が「つまんねーことゆーなよ」になるほどだッた。
そして、本番。
ナゾの白い液体の登場だ。まずは人間国宝を自称するハゲが灰皿をグラスがわりに飲む。
そして精子に見立てて、女達にヴッかけた。ついでにうどんもヴッかけた。
男達の股間のメーターがジョジョに上昇する。
俺のベルが鳴り、アイツが堅くなる。
なかには思わず、野獣の眼光でハァハァしながらヴリュッする奴もいる。
そして数人の男達が我慢出来ずに女に手を出す。
真の乱交パーリィーが此処からはじまる。
永遠に続かない