122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/20(日) 00:28:24.85 ID:8NqC+61A0
文藝で何か書こうと思ったりしなかったり
安価>>125
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/20(日) 00:30:47.59 ID:2Lvf5MWv0
包茎チンコにたまったチンカスお掃除小説
129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 00:34:28.44 ID:8NqC+61A0
じゃあ作者名とタイトル名を安価
作者>>130
タイトル>>133
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 00:35:09.58 ID:E3miqPmcO
でんしゃ
133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/20(日) 00:35:51.12 ID:2Lvf5MWv0
スメグマコミュニケーション
そんなやりとりをした俺は、今パソコンに向かって小説を書いている。
皆さんはスメグマという単語をご存じだろうか? いや、別に俺が知ってるから説明しようとかいうんじゃなくて、俺が知らないから聞いてみただけなんだけど。なんだろスメグマって。クマの種類? ツキノワグマとかそういう系? スメは住ってことで、スメグマってのは住熊ってことで、住んでるクマ? 意味わかんねえ
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 00:40:22.40 ID:kgSIZ0rj0
>133
噴いた
>136
「smegma glans clitoridis」辺りでググレ
おお親切に。しかし何この英語? なんとことを考えながら、俺はネットで検索。するとスメグマ発見。
smegma [恥垢、スメグマ]
男性の場合は亀頭と包皮の間、女性の場合は小陰唇とクリトリス周辺に溜まる脂腺の分泌物などを指す。語源はギリシア語の「掃除に使うもの・石鹸」の意味のsmegma 。
「チンカスのことかよ!」
とまあ、そんなどうでもいいようなトリビアのせいで自分のチンカスを掃除したくなった俺はズボンをおろす。ティッシュを取って、ふきふきしてると、突然俺のチンコがゆっくりと大きくなって、勃起するんだろうなって思ったんだけど、亀頭がピンク色からどす黒い紫に変わり始めて、うわー病気だ最悪だ性病だとか思ってると、黄金色に輝き始めた。玉袋は銀色になっていく。ギャース! どんな病気だよ!
と、いきなり、チンカスを吹き取ったティッシュがまばゆいヒカリを発し始め、そいつが頭に飛びかかってきて俺の視界は白一色。無理矢理ティッシュを引きはがすと、どうやって移動したのか知らないけれど、俺は綺麗な森の中にいて、湖では鹿や馬が戯れていたし、美しい鳥のさえずりがチチチチチと聞こえてきた。
「あなたが」
と、俺が首をキョロキョロしていると、エコーがかった声が脳に響く。
「あなたが」
「あなたって、俺のことか?」
「そう。あなたが掃除したチンカスは」
と、目の前にあった湖に、真っ白い羽衣を纏った女性が浮いていた。
「あなたが掃除したチンカスは、この金のチンカスですか? 銀のチンカスですか?」
「何これ? 童話? 斧?」
「あなたは嘘つきものです」
「まだ答えてないんだけど」
「罰として、あなたのチンコとキンタマ袋は没収します」
「いや、意味わかんねえんだけど」
「ヤイヤヤイヤヤイヤイ」
意味不明な掛け声と共に、俺の股間を女性はさすり始めた。
フラグキタコレ。これなんてエロゲ?
そして俺のチンコは勃起――するはずなんだけど、なんだかムズムズしてかゆくなって、そしてかゆみが痛みにかわり、痛い痛い痛いと思うこと数十秒。地面に寝っ転がりながら悶え苦しんでいるうちに痛みがなくなって、起き上がると女性も消えていた。っていうか元の部屋に戻っていた。
一瞬の夢かな、まあいいや、チンカス掃除しよう――と俺がチンコを触ろうとすると、そこには何もなかった。そう、チンコが消えていたのだ。なんてこったい。
こういう時は性転換、チンコがなくなった俺の体は女になっていた――ってのが定番だけど、ところがどっこい、俺は女にすらなっていなく、股間はつるつるで、もう男でも女でもなかった。新人類の誕生。
俺は動揺のあまり、部屋中をくまなく捜した。チンコを捜した。四時間捜して見つからなかった結果、さっきのが本当の出来事であると確信した。うわーどうしよう、マジどうしよう……。親にも言えず、病院に行くことすら恥ずかしい。どうやって説明しろってんだよ。
まあ大丈夫かなと思って、俺は普通に生活することにした。チンコなくたってオナニー出来なくなるくらいだろう、まあ別にいいや、なんて楽観主義だったんだけど、事態は思った以上に深刻で、チンコが無い=尿道が無い=ションベンができない=膀胱に溜まりっぱなし、ということだった。やべえ、破裂する。
一日で腹がパンパンになり、痛みに耐えきれなかった俺は病院に行くしかなくなった。だけどこんな俺の体を医者に見せるとどうなる? こんな人間いないぜ? マスゴミ殺到、研究者殺到、俺の体は世間のさらし者だ。ああ、マジ嫌な発想しか出てこねえ。
しょうがないので、俺は自分の股間にストローを突き刺して穴を開けることにした。元は尿道であろう位置に先尖ったストローをプスっと差し込む。腹の痛みのせいでそっちの痛みは大したことなかった。結果、俺のションベンがストローを通じてジョロジョロと流れ始めた。助かった。
しかしこのままではいくまい。俺は元の身体に戻らなければならない。どうすればいいのか? あの時、ティッシュが輝きを放った。チンコと玉袋も金と銀に変わった。あれがあの不思議な湖へと続く鍵だったのだろうか。チンカスを拭き取ったティッシュが、俺を連れて行ったのだろうか。だとしても、今の俺にチンコはないし、チンカスが存在しない。どうする、俺はどうすればいい!
「そうか……俺にチンカスが無ければ、チンカスを持ってくればいい」
そう思った俺はティッシュを片手に親父のチンコに突進した。
「おい、何してんだ!」
「息子のピンチだ! 許せ親父!」
「母さん! 俺たちの息子がやべえ!」
「ウホッ、親子丼」
と母さんが俺に加勢してくれたおかげで、俺は親父のチンカスをゲットすることができた。するとティッシュがまたしても輝き始め、親父のチンコも輝いて、ティッシュがすごい力で親父に飛びかかろうとしたんだけど、俺は無理矢理自分の顔に押しつけた。ティッシュが取れたとき、俺は再び森の中に立っていた。
「あなたが」
声が聞こえた。あの女性の声だ。
「あなたが」
「普通のだ!」
先手必勝。正直者が勝つ!
「ふふ……あなたは正直者ですね」
やった!
「というわけで、あなたには金のチンカスと銀のチンカスを差し上げます」
「チンカスいらねーからチンコ返してくれよ!」
「わかっています。金と銀のチンカスが出るチンコを差し上げましょう」
そのセリフを聞いた後、俺は一瞬で元の世界に戻っていた。チンコはもちろん元通りだ。皮を剥いてみる。すると、まさかこんなことありえねーとばかりに、金色と銀色のチンカスがこびりついていた。
これ本物? 売ったら金になるんじゃね? と思いながら、俺はこれからもチンカスを大事に暮らしていこうと決意した。
そういや親父はチンコがなくなって泣いてた。