Neetel Inside 文芸新都
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LOST WORLD
第3話 ノートの内容から

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チームは5人1組。
役割については以下の通り。

昂介
プロマジシャン………火・水・土・雷・風の五大属性魔法をのいずれかを得意とする。

マシロ
ケアマジシャン………主に戦いの傷を癒す魔法を得意とする。

ムサシ
ナイトマジシャン……剣での攻撃を得意とする。魔法は苦手。

クリスト
サモンマジシャン……魔獣を召喚し代わりに闘わせる。

クー
トリックマジシャン…精神攻撃、幻覚を得意とする。

プロマジシャンについての説明

五大属性が得意といっても全てを使えるわけではなくほとんどの場合1つの属性しか使えない

今回の目標としては魔法が使えるようになること。

5日でまともに戦えるようになること。

明日から各自トレーニング開始。

俺 9時にマシロの家。  兄貴コーチ








「…ということでいいですね?」

一通り話し終えるとマシロはそう言って帰っていった。

俺も明日からいよいよ魔法の勉強か……

そういえば皆はどうするんだろう…

俺だけ魔法できないんじゃ皆の足を引っ張るだけだし……

その日はなかなか寝付けなかった。



翌日。

マシロの家を訪れた。

……なんというか声が出ない。本物の屋敷と言うのはこういうものなのかと思わせるその外見。

「じゃあ入ってください」

マシロに促されるがままに俺はその屋敷へと入って行く。

そう、入っていくはずだった。

俺の目の前にそびえ立つ屋敷は静かに軋むような音を立てて倒れ、代わりに地下への階段が現れた。

「さぁ、こっちです。」

こっちかよ!

相変わらずのマシロの意味不明さに動揺しつつも、やっとマシロの家に着いた。

それは家というより秘密基地に近かった。

「君が昂介君かい?」

声の主はマッチョな男。どこかで見た顔だ。

「紹介します。兄のアベルです。今回昂介さんの特訓の手伝いをしてもらいます。」

「宜しくお願いします」

「あぁ、宜しく。」

行き着いた場所は大広間。

「ここで修行をするのです。」

このとき俺はこれから始まる1週間が地獄のようなものになるとは予想だにしていなかった。

       

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