Neetel Inside ニートノベル
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天使的彼女乃日常
序 罪と罰

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 とある宗教において、神への深い信仰が、人の背負った大罪に対しての罪滅ぼしと
 なる事を説いているのは……誰もが知っていよう。

 ならば、その神の使いたる天使はどうか。
 人に知識や技術をもたらした罪深き天使達は、祈れば救われるのだろうか。

 ――否。

 彼らは未だ刑に服しているのだ。暗き闇の中で。
 閉ざされた洞窟という、監獄の中で。

 その1柱――人に神の名を教えた大罪の天使――アルマロスは、
 刑の重さと強い罪悪感に耐えかね、執行から1000年後にその身を喪失した。
 しかし、その魂すらも刑に処され続けた。

 それから1000年。1柱の天使が地上に降り立った。
 その名は――ルカリエル。

       

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