ときめきオルガニズム。
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彼女がいる。友達だって多い。
イケメンで高学歴、金もある。人からは『リア充』と呼ばれている。
でも、実は隠していることが1つだけあるんだ…
ーオレは今、エロゲーを作っているー
イケメンで高学歴、金もある。人からは『リア充』と呼ばれている。
でも、実は隠していることが1つだけあるんだ…
ーオレは今、エロゲーを作っているー
「あ、あ、あ、」
SE:爆発音
昌//大丈夫。オレが…オレが絶対に由香を守ってみせるから
「あ、あ、あ、」
由香//昌くん…
:ブラックアウト
「あ、あ、あ、」
…
最後に『ときめき』を感じたのはいつだったろうか?持論だが、ときめきとは『愛』だとか『萌え』とはまたちがう、特別な愛情の感じ方だ。まずそれは体で感じる。胸を締め付けられるようなあれだ。そして愛や萌えのような暖かなイメージではなく、切なく、哀愁を漂わせている。
「あっ!!!」
そうそう、そう言えばときめきのあの胸に感じるモヤモヤって、射精する時のそれに似ているよな。つまり、ときめきとは心のオルガニズムなのだろうか?
「はぁ...はぁ...ねえ、嘗めてもいい?」
「ああ、頼むよ」
ちなみに今オレはSEXをしている。
彼女が射精したあとのオレのアレを嘗めている最中に、先ほど思い付いたエロゲの内容を携帯にメモるとしよう。
…はあ、ぶっちゃけSEXなんて面倒くさいもんだ。家でオナホで抜いた方が全然気持ちいから困る。
「ねえ、なにしてるの?」
「ん?バイトのシフトでちょっとメールをね」
そしておれはときめきを求め、求め続け、そして表現しようとしてたどり着いた。エロゲに!!
ときめきとはいかに感じられるか?それは焦がれる気持ち、つまり片思いである。文章と、音と、映像で表現される永遠の片想い_
ああ、なんてすばらしいんだろう!!!それはまるで、ときめきを夢と希望に乗せて翔んでくるブルーバード!!!
「おっきくなったよ?ねえ、早くいれて…」
「え、あ...ああ。」
「こんどは後ろからがいいな…」
「はいはい…ほら、おしりあげて」