頭にアンテナをのせた 女の子と洒落たお店でデートをする。
話をしていると頭の上のアンテナがクルクルと
周りを調べるかのように回りだす。
そして 僕がさっきから綺麗な人だなと
思っていた女の人を捜し当てる。
「ああゆう人がいいんだ・・・」
と彼女はため息まじりに言う。
僕は 慌てて否定するけれど 彼女の表情は暗いままだ。
それっきり彼女は黙って下を向いてしまったけど
アンテナは僕の様子をうかがっている。
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