Neetel Inside 文芸新都
表紙

探偵 佐伯泰彦 対 超人X
☆ あ と が き ☆

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 -後書き-


 1:今回の感想

 何とか無事に完結しました。
 始めの内は“毎週金曜更新”を目標にやってたんですが、徐々に更新ペースが遅れ、気が付けば約半年の連載と成りました。
 本当は四話完結の短い話にしようかとも思っていたんですが、流石にNo Planではずるずると伸び伸びとなり、気が付けば十八話、こいつぁー普通に長編になってもた。
 中盤辺りから私のNo Planが足を引っ張りだし、中々上手い感じに話を進められなくなってしまいダラダラとなったのが失敗でした。
 とにかく無事に完結出来た!!これだけでも十分嬉しい。
 なんとなーくでも読んで頂いた読者様に感謝。
 気が付けばマイリストを5つも頂いて大感謝。
 LV48せんせーからは二枚もFA貰って大感激ですよ!


 2:推理小説について

 推理系やってみて思ったのが「超難しい」これだけ。
 特に”殺人”と言う物に対してのトリックは氾濫してるけど、”泥棒”のトリックはサンプルが無くて難しかった。
 今回参考にしたのは”怪人24面相”、”ルパン三世”、”K-24(映画版怪人24面相)”
 全部に共通するのは”変装”という技術。他に何とかいいアイデアは無いかと考えましたが私の頭では出てきませんでした。
 なんか今度推理小説企画とかあるみたいだし、だれか大泥棒物で凄いトリック考えてくれないかな?
 是非参考にしたいもんです。
 後、レビューとか沢山いただき大感謝!
 自分でも中々気がつかなかったり、アドバイスを頂けると凄く嬉しいです。

 

 3:テーマ

 舞台を大正時代にしたのは、あくまでこの作品も歴史小説にしたかったのがあります。
 短い期間に大きなうねりのある大正時代。幕末、戦国、と共にメジャーな位置付けではありますよね。
 私もこう言う時代を掛けたのは嬉しいし、調べて行くうちにもっと好きになれました。
 大変面白い時代です。
 もう一つのテーマは「活動絵巻的な明るい話」を目指しました。
 丁度探偵明智小五郎に憧れる少年達が居た昭和の冒険小説の様にするのも一つのテーマでした。
 登場人物がみんな生き生きした人間をイメージし、誰一人としてネガティブにならず、みんながみんな何かを求める為に努力する、そんな世界を描けたと思っています。
 
 佐伯泰彦:  明智小五郎と金田一耕介を足して四で割った様な曖昧な人物。偉ぶったりせず、誰とでも自然に話す様な気のイイおにーさん。
 岩倉正太郎: 誰からも愛される前向きな少年。気が弱く涙もろいけど、確固たる意志で佐伯泰彦をサポートする。
 大森警部:  中年で頭の薄いふとったおじさん。愛嬌ある体格と温和な人柄で、佐伯、正チャン共に愛されている。
 綾ノ森少佐: 元々はライバル用に作ったのだけど、そんな余裕も無くなったので正太郎のピンチを助けるナイスガイへと昇格。美系で知識人と言う設定が受けたのか、当の主人公より人気。
 足利大佐:  イメージはラピュタに出てくる軍隊のお偉いさん。的でも味方でも無く、ただ五月蠅いだけと好い所は無い悲しいおっさん。

 超人X:    私の中での理想のスーパーヒーロー像。自分の美学を持ち、決して暴力だけで物語を進めない。スーパーヒーローらしい苦しい過去を持ちながらも自分らしく生きる可能性を探す前向きな性格が好き。

 完全なる超人に対し、欠陥も目立つ五人がそれに立ち向かう。やはり王道ですが、それがいい。
 私の中の物語の根っこは基本「ハッピーエンド」。ディズニー映画の様に必ず幸せな終わりが好き。
 これからも物語を書いて行くとしても、これだけは多分変わらないと思う。
(さまざまな終わりの取り方が出来る話も悪くは無いと思うのですが、誰もが安心出来る納得出来る最後にした方が読み手としては好きです)



 4:次回作とか


 また気が向いたら次の作品でも書いていきたいなぁーとか思ってます。
 やっぱりテーマは他の作者様が立と被らない様に自分なりのオリジナリティーをいれていきたいですね。
 今考えているのは、十二月の短編企画用でお蔵入りになった「ガチホモ刀鍛冶師」が主役の喜劇とかどうかなぁーとか思ってたり。
 漫画も描いてみたいとかず――っと思ってたりします。
 まぁー時間が出来たらやってみます。


 長々とお付き合い頂き大感謝
 ではまた次回作で会いましょう。

       

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