Neetel Inside 文芸新都
表紙

新都社で人気作家になるための手引書
おまけ「こんなことをすると叩かれる」

見開き   最大化      



<新規登録>
 最初のページをアップするまでに「空登録すんなカス」と叩かれる。

<作者名>
「名前かぶってる(助言)」「読めない」などと叩かれる。

<作品名>
「読めない」「ありがち」「英語のタイトルは覚えられにくいよ(助言)」

<TOP絵>
「下手」「気持ち悪い」「TOPに置く絵じゃねえだろ……」

<作品内容編>
「絵が下手」「意味がわからない」「写植しろ(これは助言)」「つまらん」「ありがち」「パクリ?」「もうコメントはありません」「またおまえか(人違い)」「○○先生じゃないですか! お帰りなさい!(人違い)」「台詞が寒い」「文章作法がなってない(小説)」「改行がおかしい(小説)」「もうこういうのいいから」

<作品が面白い>
 100%叩かれます。当然人気が出るので、その人気を快く思わない作家や、いくら面白いといっても万人がそう感じるわけではないので、「俺は面白いと思わないのにどうしてウケているんだ?」と疑問に思う読者から叩かれます。

<絵柄編>
「線が汚い」「雑」「何してるかわからん」「絵が古い」「○○のパクリ絵柄か」「怖い」「みんな顔の向き同じ」「バストアップ絵ばっかり」

<台詞編>
「テンプレ台詞ばっかり」「ら抜き言葉」「誰の台詞かわからん」

<ジャンル編>
「○○(乱発されている特定のジャンル)はもういいよ……」

<更新編>
「1ぱげ(1ページだけアップしてage更新すること)すんな」「中途半端なところで更新すんな」「更新分が長すぎて読むのめんどくさい」

<作者コメント編>
「初心者ですとか自分で言って甘えんな」「寒い」「毎週更新とか全然守れてないじゃん」

<コメント欄編>
「作者がコメ欄に書くな(コメント数はランキングにも関係してきますので、作者が何か言いたいことがあればコメント返信ページなどを作りましょう)」「ちょっと批判されたら削除ですか」その他作品や作者に対する罵詈雑言。

<コメント返信編>
 コメント返信は諸刃の剣です。丁寧にコメント返しをすることで、作者からの反応を喜ぶ読者がコメントをつけてくれる率が高くなることもあります。しかし失言などで作者の人間性を疑われ、引いては作品まで読まれなくなる可能性も。

<FA(ファンアート)編>
 FAを貰ったと自慢すると叩かれます。誰かにFAを描く際にあまりに自分の絵柄を出し過ぎると叩かれることもあります。FAの催促をすると叩かれます。

<本スレ編>
 更新報告などを本スレで行なう場合、本スレ住人に叩かれる覚悟が必要です。書き方によっては悪質な宣伝、売名行為と取られ、内容も読まれないうちに最悪の評価を受けることもあります。しかしあなたの漫画の内容が面白かった場合や、煽り叩きへの接し方が軽やかだった場合、本スレの住民に愛され、多数の読者を獲得する可能性もあります。

<編集部編>
 新都社編集部には様々なスレッドがあります。自分の連載雑誌のスレッドだけではなく、多くのスレッドに目を通して勉強し、企画などに参加してみるのもよいでしょう。ただし作者名を名乗っての他作品への辛口レビューなどは、叩かれる原因にもなります。

<馴れ合い編>
 新都社作家同士(あるいは読者と)でコミュニケーションを取るツールはたくさんあります。オフ会、メール、スカイプ、ネットラジオ、ブログ、twitter、などなど。しかし過度の馴れ合いは反感も買います。「そんなことやってないで漫画描けよ」と読者に怒られる原因となります。

<レビュー編>
 ブログなどで新都社作品のレビューを行なう際、批判一辺倒だと当然作者やその作品の読者から反感を買います。そういったことを避けるために、好きな作品しかレビューしない場合、レビューされなかった作品の作者や愛読者から叩かれることがあります。

<ネットラジオ、動画配信編>
 漫画や文章など作品だけでは見えなかった作家の姿が見えてしまうことで、「声が気持ち悪い」「話し方がおかしい」「笑い方が生理的に受け付けない」「セクハラしすぎ」などといった叩かれ方をすることがあります。録音などされていれば、失言を一生涯叩かれる可能性があります。

<自己主張編>
 作品、本スレ、編集部、ブログ、twitter、ねとらじ、これまであげてきたようなところで、あまりに自己主張が激しすぎると、目立ちすぎて叩かれます。

<更新停滞編>
 更新が停滞すると続きを楽しみにしていた読者から叩かれます。

<休載編>
 作品が休載すると続きを楽しみにしていた読者から叩かれます。

<投げ編>
 作品が投げられると続きを楽しみにしていた読者から叩かれます。

<消滅編>
 作品を消されると、続きを楽しみにしていた読者、何度も読み返したいと思っていた読者に叩かれます。

<完結編>
 作品が完結すると、永遠に読んでいたかった読者に叩かれます。

<大長編連載編>
「まだ続いてたの?」と叩かれます。

<第一部完編>
 終わりと思っていた読者に叩かれます。

<第二部編>
「第一部は面白かったんだけどな……」と叩かれます。

<久し振りに更新編>
「まだやってたの」「もう話覚えてない」と叩かれます。

<作者の実体編>
 イケメンor不細工or普通だと叩かれます。充実した人生を送っていたり暗い人生を送っていたり平凡な人生を送っていると叩かれます。恋人がいると叩かれます。いなくても叩かれます。高学歴だと叩かれます。低学歴だと叩かれます。平凡な学歴でも叩かれます。その他大体叩かれます。

<年齢編>
 若いもしくは歳を取っていると叩かれます。

<性別編>
 男女その他皆叩かれる材料となります。

<作品が不人気>
「なんでこんな連載続けてんの?」と叩かれます

<作品に人気が出る>
 不人気作家や、どうしてこの作品に人気があるのかわからない、という読者に叩かれます。

<面白さを誰も否定出来ないような作品を描く>
 当然大人気になるので、その人気を快く思わない人に、作品内容に関係なく叩かれます。

<その他叩き誘発行為>
 荒らし行為、多重登録、読者を馬鹿にしたような作品投稿、規約違反など、望んで叩きを呼ぶようなことをすると、当然叩かれます。


<まとめ>
 何をしても叩かれる原因になり得ます。

 叩きを怖がって連載しないよりも、どうせ何をしても叩かれるのだからと気楽に構えて連載する方が、きっと楽しめると思います。
 ちなみに叩きを恐れるあまり、当たり障りのない作品を描くと、毒にも薬にもならず、笑えず興奮出来ず楽しめず、といったものになりがちなので、叩かれる以前に反応をもらえない可能性が高くなります。

       

表紙

新都社モラトリアム新書 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha