スター☆の短編小説
「サクライロ」
桜満開の頃私は、君という存在を知った・・・。
私は、今日から高校生。
世間で言う「花の女子高生」ってやつw
いわゆるJKなのさ←w
小学、中学と・・恋はしなかった。
本気で好きになった人がいなかったから。
彼と出会ったのは・・・
入学式の後だった・・。
「やぁ~と入学式終わった~」
「あwお母さん、あたしちょっと外見てみたいから
待ってて」
「あらwはしゃいじゃって・・すぐ戻ってきなさいよ」
「わかってるよーっだ(笑)」
「いいね~~w春って感じw」
「あれ??wこんな大きい桜の木あったんだw」
「花びらヒラヒラ・・って散るの早くない?w」
木の近くに行った時だった・・。
桜の木の上に誰かがいた。
(え・・?w誰か桜の木の上にいる・・。誰だろう・・・)
私は、おそるおそる声をかけてみた。
「あの・・・そこで何してるんですか?w」
(あれ・・シカト?wもっかい呼んでやる!)
「聞こえないの!?そこで何してるの?w」
しかし・・返事は返ってこない・・。
すると・・数分後
「俺になんか用?」という低めの声が聞こえた。
「わぁwびっくりしたwwwってさっき木の上にいたよね?w」
「あんた誰?用がないなら・・さっさとこの場から去ってくんない?」
「別に・・あんたに用なんかないけど?ただ入学式が終わったから・・
外の見物したかったから・・ただ歩いてただけw」
「んで・・たまたまあんたが桜の木の上にいるってことに気がついたの」
「ふーんwながったるく喋るねあんたw」
「初対面のやつに・・あんた呼ばわれされたくない。
それにあたしには、かずはって名前があるんです!」
「ほぅ~wかずはって言うのかwんじゃー俺も名前だけ教えとく
俺の名前は、よう。」
「へぇ~wようって言うんだ。」
「あんま此処人こねーから・・お前珍しいわ」
「そうなの??w皆・・外の見物とかしないの?w変わってるねw」
「あんたの方が変わってるよ」
「桜の木に登ってるようのほうが変わってると思うけど・・」
かずはは・・母を待たせていたことを思い出した。
「ごめんw親またしてるんだったw」
「ダメな子供だなお前w」
「そうだね・・。」
「なぁ・・・メールしねぇ?」
「えええええ?!あたし・・携帯持ってないんだよね」
「ぷっwwww今時JKで携帯持ってないやつとか居るんだw
おめぇー昭和もんか?w」
「ちちがうもん!!パソコンならメールできるけど・・」
「んじゃー俺の携帯のアド教えるから送ってきてよ」
「いいよ・・。」
「楽しみにしてるな♪」
「それじゃ・・・またねよう」
「おう・・。またなかずは」
ドキw何ドキッってしてんのあたし・・。
「お母さんーお母さんー」
「かずはーw」
「ごめん・・。遅くなって・・待たせたよね?」
「全くもう・・この子は・・まぁいいわ。高校生なったばっかりだし・・
はしゃぐのも無理ないわね」
「ありがとうw」
「それじゃー家に帰ろっかw」
その晩・・・・かずははようにメールを送った
送信者:かずは
件名:初メール♪
こんばんわ☆☆
今日は、桜の木に
人がいるなんて思って
なかったよ><;
でも、ように出会えて良かった。
これから、よろしくね♪
送信っと!ふぅ・・・メールなんて久しぶりだな・・。
中学の時は・・・クラスにろくに馴染めなくて・・・
独りぼっちだったからなぁ・・。メールはメル友と
ちょこっとやったくらいだったからなぁ・・。
送受信ボタン試しに押してみよう・・。
カチカチ(ダブルクリック)
ピンw
「うぉww早いww」
「どれどれ・・・」
送信者:よう
件名:Re:初メール♪
こんばんわ☆
ちゃんと、メール
送ってきてくれてサンキュ^3^
桜の木の上に俺がいたの
気づいたの・・お前だけかも・・。
まぁ、出あったのも何かの
縁だし。とりあえずよろしく(・∀・)b
「へぇ~~~wこんなメール送ってくるんだw」
「初メールなのに・・・結構馴れ馴れしいな^^;」
その頃ようは・・・
「あいつ・・ちゃんと送ってきたし・・・」
「女に声かけるとか・・久しぶりすぎる・・」
「桜の木の上に居たのは・・単に入学式サボるために隠れてた
だけなんだけど・・まぁ言わなくていいよなコレ」
俺たちは、その日夜遅くまでメールをした。
俺からこんなメールをかずはへ送った。
【そろそ・・メールも慣れてきたし・・電話しねぇ?w】
「えぇぇぇ?!でででんわ?!声聞かれちゃうって・・はずい」
「でもでも・・ここで諦めたらだめだかずは!電話okだよとメールすれば
いいだけのこと!」
【いいよ(^▽^)】
と私は送った。すると・・数分後
その時だった・・プルルル
えw電話?w誰?wおそるおそる受話器を取ったかずは
「もしもし・・かずは??」
「誰?w」
「俺だよ俺、ようだよ」
「なーんだようかwびっくりするじゃんw」
「あはははw」
「何笑ってんだよお前気持ちわりぃーなw」
「あーごめんwなんか可笑しくてw」
「お笑いでも見てんのか?w」
「ううんw見てないよwようが面白いって思っただけー♪」
「ふぅーんw俺が面白いんだ。」
「うん!面白いw」
「あのさ(同時)」
「あwかずは先言えよ」
「いいよ・・ようから言って・・」
「んじゃ・・お言葉に甘えて・・・言うぞ」
「うん・・・」
「俺・・・・彼女出来たかも・・」
「え???彼女・・・」
「そうw彼女!!」
「そ・・そうなんだwおめでとうw良かったじゃんw」
「ありがとう♪・・次かずは言っていいぞ^^」
「あ・・親帰ってきちゃったから・・また今度電話した時に言うよ」
「そっか・・かずは携帯持ってなかったもんな。いいよ。」
「ありがとう・・それじゃ・・」
「おうwじゃーまた学校でw」
プッープッープッーブツ・・・
「そんな・・・・彼女出来ただなんて・・・なんでそんなことあたしに言うの・・」
「置いていかないでよ・・。あたし・・やっと本気で好きになった人見つけたのに・・」
次の日
「ようwおはようw」
「はよwwかずはw」
「昨日は・・電話途中で切っちゃってごめん」
「いいってwまた、電話するしw」
「うん。わかった」
「よう~~~wおはよ^3^ブチュー」
「おwおいwめぐみw学校でキスはダメだろw」
「つぅーかwようって入学式サボったんだってね?w」
「な・・なんでお前そのこと・・知ってんだよ・・」
「なんででしょーねーwようの彼女だからかな?w(あはw」
そこには・・かずはがいた
「かかずは・・・w今の・・もしかして聞いた??」
「え?w聞いてないよ・・。」
「そっか・・。」
「うん^^」
かずは・・人目も気にせずようの前から去って行った。
どういうこと?・・・ようは・・・入学式サボってただなんて・・。
なんだろう・・。なんで出あったのかな?だから恋って臆病に
なるのかも・・。あたし・・今まで誰とも付き合ったことがないから・・
何にもわかんないよ・・。でもこの気持ちだけでも・・伝えなきゃ・・。
明日・・・ようを呼び出そう・・・。
【明日、放課後屋上で話したいことがあるから絶対来てよね!】
かずは・・から・・メールか・・。
ぷっwコイツは・・ツンデレかよ(笑)
まぁ・・話したいことあるみたいだし・・。
行ってやるか・・。
次の日の放課後・・・
「かずは~?いるか~?」
「いるよw」
「話したいことって何?」
「えっと・・あたし・・・ようのことが好きなの・・・」
「え?俺のこと好きなの?」
「うん・・。」
「え?wでも俺彼女いるし・・。」
「知ってるよ・・ようが自分からあたしに電話で言ってたから」
「あw・・そういや・・言ったかも・・」
「返事くれないの?」
「あーごめん;;返事は・・・
気持ちだけ受けとっく。ごめんな」
「あーやっぱ・・・その返事か・・。初めて告白したよ(笑)」
「え?wマジで?w初告白なのに俺振っちゃったの?w」
「そぅーだよw初告白なのに振ったんだよwようの馬鹿w」
「馬鹿って何だよwお前も十分馬鹿だろーが!」
「あたしwそんなようみたいに・・入学式なんてサボんないよ!」
「え・・・・お前・・・やっぱあの時、聞いてたのか・・・」
「あ・・えっと・・・その・・・ごめんなさい!!」
「あー・・・いいよ。言わないつもりだったけど・・やっぱバレちまうんだな」
「言わないつもりだったんだ・・ひどい;_;」
「まぁ・・そういうことだ!俺はそんな奴だぞ?お前そんな俺に
惚れたんだろ?w」
「そうだよ!惚れさせた責任取ってよねっ!」
「えー・・めんどくせー><;」
「まぁ・・いいよ。彼女と仲良くしなよ。悩みあったらあたし聞いてあげるし」
「あー・・お前男だったら・・親友にしてたわ」
「まままじで?!」
「おう^^俺は言ったことには嘘付かないから」
「ありがとうww」
しかし・・ようはすぐに彼女に振られてしまった・・。
理由は簡単だ・・
「よう・・別れてくんない?」
「はぁ?w付き合って言ってきたのお前のほうだろ?w」
「そうなんだけどさーw他に好きな人出来ちゃったんだよねーw」
「そ・・・そっか・・あーいいよw俺お前のこと別に好きじゃねーしw
告白されたから付き合ってただけだしw」
「はぁぁぁ?!調子こいてんじゃねーぞこの野郎!ボコバコ」
「いってーww何しやがる・・このあま!」
「別れて正解だ・・こんな野蛮な女・・」
「冷血やろーwとっと失せろー!」
俺は・・舞い上がっていただけかもしれない・・。
俺みたいな・・やつが・・こんなギャルみたいな・・・
女と釣り合う訳ないのに・・。まぁいい思い出来て良かったな俺T_T
「ぷっはははwwwようだっさwww」
「うるせーwwあんな野蛮女こっちだってごめんだw」
「まぁ・・確かに・・あの子は野蛮な感じする・・もろギャルだよねw」
「かずは・・見た目は・・清楚な感じするのにな・・中身はツンデレ
だもんな(笑)」
「ちょっとww何言ってんのwクラスの人にバレたらどーすんの!?」
「えー別にバレたって良くね?wそのほうが友達の輪広がるかもしんねーし?w」
「全くよう・・あんたって奴は・・」
「何だよ?w文句あるなら言えよツンデレちゃん←」
「むーかーつーくー!!」
クラスの女子がかずはとようを見ていた
私は女子トイレでたまたま聞いてしまった・・。
(さートイレもしたし・・ようのところ戻ろうっと)
(女子の噂話)
ねーねーw見た??wあの2人?w
誰々??wなんかめっちゃ話ててさー
ちょー仲良さそうに見えたし・・。
永山さんと一之瀬くんでしょ?w
(え・・やっぱ・・見られてたんだ・・ってそりゃあんなに大声出して
話してたら・・まぁ聞かれるのも当然か;_;)
なんかさーw一之瀬くんが・・永山さんのこと・・・
「ツンデレ」とか言ってたしwツンデレとか・・2chかよお前等みたいな・・
まぁあの2人・・どことなく根暗っぽいしねwそうそう
陰気臭いのよ・・男と女の友情なんて・・壊れてしまうのにねw
可哀想に・・永山さん・・一之瀬くんなんてやめといたほうがいいのに・・。
(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁもうなんで女子って・・こう噂すぐ立てるかな・・
まぁ確かにあたしは・・パソコンしてる時点でオタク同然かもな・・。
いわゆる・・2chで言うスレ立てみたいなもんでしょ噂とか・・
盛り上げちゃうのかーそこwもうやめて)
私は・・その女子たちが・・去ってから・・トイレから出て行った。
何故か・・屋上に来てしまった・・。
「ん?wおーwかずはじゃん!」
「いいちのせ君いたんだw」
「一之瀬??は?wなんで苗字で呼ぶわけ?」
「いやー・・だってあたしら・・別に彼氏彼女でもないんだし・・
誤解されないように・・ね」
「何・・今更そんなこと言ってんの?」
「だって・・・噂されてたんだもん・・あしたらのこと・・」
「あー・・そういうこと・・。女子って噂好きだもんなぁ~w」
「あたしは・・あんま好きじゃないかな・・」
「だからw俺お前のこと気にいったのかもな^^v」
「え?w気にいった・・?w聞き間違いじゃないよね?w」
「ぷっww耳鼻科いけw」
「はぁーー???やだよw耳鼻科とか怖くて無理><。うぇーん」
「ぷっwかずはもまだまだ子供だなw」
「何よwようだって子供じゃんw」
「俺は子供じゃないよ?w」
「は?w何で?wどう見たって子供でしょw」
「まぁいいじゃねーかよw子供だろうが大人だろうが・・
俺は俺。かずはかずはだろ?」
「んー・・・そうだけど・・なんか納得いかない・・・」
「お前・・気にしすぎだろ・・・嫉妬深そうだな・・」
「えwwそんなわけないじゃんw」
「図星だな(笑)」
キレーだね・・
2人で初めて・・・見た屋上での・・1番星だった。
「かずはーw」
「なによーw」
「目閉じて?」
「えw何すんの・・?」
「wなんもしねーってw」
「嘘だ顔がにやけてる←w」
「うっさいw目閉じろw」
「わかったわよ・・。」
私は、目を閉じた・・・すると・・急にようは何も喋らなくなった・・。
「もぅ~w何する気よ・・。」
私は・・かすかに目を開けてしまった・・
目の前にはようの唇が・私は、抵抗しなかった。
ちゅvv
「かずはーw目開けていいぞw」
「今・・キスしたよね?」
「え?w何のこと?w俺してないけど」
「そっか・・。」
私はしっかり・・見ていた・・夕暮れ時のようの・・耳まで赤く
照れているところを・・コレが青春なのかなぁーとその時思った。
ある日私は、クラスの女子に呼ばれた
「永山さん、ちょっと廊下に出てもらえる?」
「??」
私は・・何もわからないまま・・廊下に出た。
すると・・呼び出したクラスの女子は私だけに聞こえるように
小声でひどいことを言ってきた。
「あんたーさ??調子に乗ってんじゃないの?根暗ならさー
目立たないようにしてくんない?マジうざいの?てか学校
来んなよ?目障りなんだよ。男とイチャイチャしてんじゃねーよ!
オタクツンデレ野朗!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁ?!」
私は・・思わず大きな声で言ってしまった。
もちろん・・廊下を渡っていた生徒に教師は私の聞いたことのない
返事に驚いてた。
「ざけんじゃーねーぞ!?何が調子に乗るなだ?w
は?wあたしはあんたの奴隷じゃねーんだぞ?
学校来んなだと?お前にそんな権利あんのかよ?
男とイチャイチャすんなだと?高校生のくせに・・
化粧で顔隠してケバいくせにさぁー
男ともイチャイチャできないの?だっさーwバッカじゃねーの??
そんなにぐちぐち言う暇があったら・・男子とイチャイチャでも
すればいいじゃない?コレだから・・・女って嫌なんだよね。
いやあたしも・・女だけどさwそういう女はマジ無理
じゃーねケバケバ女さん^^」
と私は・・・すごいことを言ってしまったな・・と今になって思う・・。
でも・・言われっぱなしは嫌だったから・・。
かなり傷つけただろうな・・ごめんね・・・^^;
その後だった・・・
ように告白されたのは・・
そう・・今年流行ると言われていた
逆 バ レ ン タ イ ン ! !
「かずは・・ちょっと渡したいもんがあるんだけど・・」もじもじ
「なんかくれんの?wちょーだーいw」
「俺からの気持ちだ受け取ってくれ!!」
「え・・・・?wチョコ?wあれwバレンタインだっけ?w」
「そうだよw今年は・・逆バレンタイン流行るつってたから・・
かずはのために・・悩んで悩んで買ったんだから・・。」
「そっか・・お返しはホワイトデーにあげるね^^b」
「おまww普通・・女が・・くれるもんなんじゃ・・」
「え?wだって逆バレンタインなんでしょ?なら別に問題ないじゃん」
「まぁ・・・そうだけどさ・・あw手紙あるから絶対読めよw」
「携帯持ってるくせにww今時手紙とかwようも昭和ぽっいね」
「いつか・・俺が言ったことある台詞だな^^;そうかもな・・
まぁいいから家帰ったら絶対読めよ。返事は口で言ってもらうからw」
「はいはいwわかりましたよw」
私は、家に帰って手紙をさっそく読んでみた。
かずはへ
俺等の出会いって
桜の木だったよな?
最初、お前変な奴だなぁー
ってくらいしか思ってなかった。
でも、あの時俺が携帯のメアド教えたのは・・
お前ともうちょい話したかったからだ。
最初のメールはお互いぎこちなくて・・
もう・・無理かなって思ったけどさ・・
お前は・・違った。メールしてても楽しかった。
俺は、間違ってなかったんだって思った。
あとさ、屋上で俺がキスしたの良く覚えてんなw
目閉じてって言ったのが・・まずかったか(笑)
まぁ・・キスしたってことは・・どういうことか
ツンデレのかずはでもわかるよな?w
俺は、お前のこと好きになっちゃったんだ←w
返事は、ホワイトデーにくれwじゃーなw
この手紙捨てんなよ^^wんじゃw
2009.2/13 一之瀬陽
wwwwwwwwwwww
「お前は女かっ!」
「あーwホワイトデーが楽しみだ♪」
そして・・ホワイトデーの日がやってきた。
「かずは・・手紙読んでくれた?」
「もちろん^^読んだよ」
「良かった~~・・。んじゃ・・さっそく返事聞かせてもらおうか・・」
「いいよ。まず一言ようって女みたいだねw
あと・・・こんな私で良ければ・・・宜しくお願いしますm(_ _)m」
「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「wwwwwwめっちゃ嬉しがってんねwまぁあたしも嬉しいけどw」
「だって・・好きなやつと付き合えるんだぜ?w嬉しいに決まってんだろw」
「そんなに嬉しいものなの??w」
「おまww俺のこと好きじゃなかったの?!」
「そんなわけ・・ないよ・・。出会った時からずっと気になる存在になってたし」
「////マジかよwやべっw照れる←w」
「陽可愛いw抱きしめたくなる(笑)」
「ちょwバカ抱きつくなw」
こうして・・2人はバカップルになりましたとさって違う←www