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神倒しの男

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「うわあああああ~~~~~~」
 俺は奈落の底のふちへと落ちていった。とても深い穴だった
「げふっ」
 底に落ちた。すると痛みが走った。俺はよろけながら立ち上がった
「俺はいったい・・・」
 意識が朦朧とした。俺は大変なことになったと思った。
「とりあえずどこかへいかなきゃ」
 俺は歩き始めた。洞窟の中を。
 するとどうだろう、宝箱があるではないか。俺は宝箱を開けてみた。一振りの装飾ナイフが入っていた。儀礼用なので刃は潰されているようだったが。
「とりあえず装備だな」
 俺はダガーを装備した。俺はまた探検を続けた
「なんだか楽しくなってきたぞ!」
「ふふふ」
「誰だ!」
「風の声だ」
 それきり声は聞こえなくなった。風がふいている
 俺はうろうろした。
「宝箱ないかな~?」
 宝箱を見つけた。今度はマシンガンが入っていた。
「いきなり大物桃太郎だぜ・・」
 誰かがいればウケること間違いなしだったギャグを虚空へと跳ね飛ばしつつ俺は先へ進んだ。
「お? こ、これは・・・」
 俺は金属でできたモグラのようなものを見つけた。死んでいるようだ
「なんていう生き物だろう」
 俺はそのモグラに触れた。するとモグラのアーマーが俺にまとわりついた。
「これは伝説の鎧・・・ガガンガルド!? どうしてこんなところに」
 まあとにかく伝説の鎧をゲットしたので俺は装備してホクホクした。
「これでどんな敵がきても勝てるぜ!」
 だがその前に敵がきてくれないので、俺はとうとうその場にうずくまってしまった
「もううごけない うごきたくない」
 しばらく不貞寝してからまたおきだした。がんばらないと。
 俺は洞窟を進んだ。
「だれかいませんか~~~~~????」
 だれもいない。
 俺は進んだ。すると光が見えた
「出口だ! やったあ」
 俺はダッシュした。すると目の前に巨大悩みが立ち塞がった。
「どけええええええ!!!!!!!!!!!!!」
 俺はマシンガンをフルオートでぶっ放した。
 だがすぐに弾切れしてしまった
「くそ、くそお! どうしてだああああああああああ」
 俺は闇に飲み込まれた。
「はなせ、はなせよおおおおおおお」
 のれんに腕とおし・・・・
「くそおおおおおおおおおおおおおお!!!
 覚醒せよ、我が魂!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 すると俺の中の闇が外界の闇を吹き飛ばした。
「うおおおおいっけえええええ」
 どっかああああああああああああん!!!!!!!!!!11

 俺は洞窟を吹っ飛ばした。青い空が広がる。
「ぜえぜえ。やったぜ!」
 だが俺の悲しみは終わらない。地上からびっくりした狩人のみなさんに俺は撃たれてしまった
「やめてください! やめてください!」
「うるさいこのばけものめ!!!!!!」
「なんてひどいことを! てめえらなんかこうだ!!!!!! クリーミィデストロイヤー!!!!!!!!」
「う、うわー」
 俺はハンターたちを消し炭にした。俺に逆らうからいけないのだ。
 俺は広い世界で途方にくれた。ここからどこへいけばいいのだろう。
「そうだ! 別の大陸へいこう!」
 俺は闇の翼で空をかけた。
 大海原を突っ走っていく。
 すると隣の大陸が見えてきた。俺はそこへ着陸した
「ここが俺の新天地のはずだ。ここで俺は幸せになるんだ」
 だがまたも現地民たちが発砲してきた。俺は闇の力を総動員してかわした。
「やめるんだ! 争いはよくない!」
「うるせえええええええええええええ!!!!!!!!!!!!1」
「どうしてわかってくれないんだああああああああ」
 俺は殴って相手をわからせようとしたが、聞いてくれなかった。悲しみのロンドがマキシマムフィニッシュしてしまった俺は、その大陸もあとにした。
「くそう、たかが洞窟から目覚めたくらいでなんでこんな目に」
「それはあなたがくそったれだからですよ」
「貴様・・・どこかで会ったな! 確か女神とかいう!」
「ええ。相変わらずくそったれのようですね、糞魂よ」
「貴様のせいでな! 喰らえマテリアルロールアウトぉぉぉぉぉ!!!!!!」
 俺の一撃が女神を倒した。
「ついに神を超えるとは・・」
「俺は神を倒すもの・・・神倒しの男だ!」
「その名にいつわりなし・・か・・」
 女神は粉々になった。俺は女神から取り出した剣をかざして叫んだ。
「民たちよ! 我が元にあつまりて繁栄するがいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
 民たちが俺の足元へ集まってきた。俺はその中心に剣をつきたてた
 ここが俺たちの新しいエデンになるのだ・・・・
「かーみさま! かーみさま!」
 みんなが俺を礼賛してくれる! おお、これこそ神の愉悦!!!!!!!
 俺は手を地上へかざし、豊穣を約束した。あの女神よりもやはり俺の方が神にふさわしかったのだ。
 俺の剣の元に栄えた国は千年の間、茂ったのだった・・・・



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