とある主の近親相姦
諸君、私は妹が好きだ。
繰り返す。妹が好きだ。
あのあどけない瞳、汗の匂い。
化粧すら似合わないほどのうら若き無垢な笑顔。
この世にこれほど完璧な存在がいていいものか。
しかし悲しきかな、それはいつの世も禁断として描かれている。
禁断。近親相姦。
なるほど理解できないでもない。
だがその背徳よ。甘美な裏切りよ。
妹のスク水でオナニーしたときのあの心臓の高鳴りよ!
諸君!私は妹が好きだ。
一緒にお風呂に入ってくれたのは小学生までだった。
その未完成の、熟れてない青き果実よ。
舌ったらずなその口許で俺の名を呼んでおくれ。
おお、マイ・シスター・プリンセス!
コンコン・・・
「おにいちゃん、いる?」
「妹か、ああここにいるよ」
「あのね、こんな夜にごめんね。お願いがあるの」
妹である。可愛い。
妹はなぜこんなに可愛いのだろうか。
三次元の妹の可愛く無さは異常だが。
二次元の妹の可愛さはもはや宇宙。コスモ。
萌えのビッグバン。俺の妹で宇宙がヤバい。
「雄っぱい……揉みたいの」
「お、雄っぱ・・・?」
「うん…雄っぱい」
「・・・・・・」
「だ、ダメかな?」
「いやダメというか意味が」
「お願い!雄っぱいも揉めないおにいちゃんなんかランバラルの出てこないガンダムなんだから!」
「もう少し分かり易くプリーズ」
「えっと…V2が使えないスパロボ?」
「ごめんお兄ちゃんあんま詳しくない」
「スタンド使いのいないJOJO」
「一部と二部に謝れ」
ぎゅっ
「!!」
「おにい…ちゃん…」
胸の温もりが伝わってくる。
俺の股間がエッフェル塔。
サグラダファミリアが…そびえ立つ!
むむっこれはたまらん。
「ああ、いいよ…妹」
「おにいちゃん…///」
†
「おにいちゃんの雄っぱい、たくましいよぉ///」
「くすぐったい」
「こっちの…も…たくましいことになってる…ね」
「こ、こら、そこは…」
「おにいちゃん…」
「そこは…ダメだ…」
「だめ…?」
「きょ、兄妹だから」
「・・・・」
「やめる…んだ…」
「・・・いいよ」
「え?」
「おにいちゃんなら…い、いいよ…」
「妹・・・」
「電気…消して」
「あ、ああ」
カチ
「げぺっく!」
「!?」
「なんだ、今の蛙が潰れたような声は。妹?妹?」
パチ
「し・・・死んでる」