僕が好きだったあの子は、あいつのことが好きだったんだ。
僕はその時死のうと思った
いや、死ぬ勇気もない、でもあいつが彼女の体に触れるところを想像すると
胸が痛くなる、絶対に嫌だ…でもどうすることもできない
僕は泣いた
彼女とはキリスト教の教会で知り合った。
彼女はアメリカ人だった
初めて会った時彼女は僕にやさしくしてくれた。
僕は彼女が好きになってしまった。
でも彼女は別に僕にだけ優しい訳ではなかった
それでもよかったんだ
僕は彼女にプロポーズをした。
彼女は笑っていた
僕はそれでよかった
でもいつの間にかあいつの後を彼女は追うようになって行った
あいつは明るくてみんなからの人望も厚いいいやつだった
僕は勝てない…と思った
どうでもよくなった
何が神様だくそったれ
神様いるのならあの子の気持ちを僕に向けてください
彼女と結婚させてください
いるのならあの子の胸に触れさせてください