第二章 異変
その晩、家の鍵が変わっていた。
入れないと困るので、不動産に電話をかけた。しかし、帰ってきた言葉はこうだった。
『おかけになった電話は・・・』
このままではヤバイと思い、友達に至急助けを呼んだ。
何かを感じたのかと感じたのか急いで来てくれた。
『どうしたよ。今日泊めろって。』
自分の家を指して、いきさつを話した。そして、マンションへ一緒に入った。
階段を登って五階へ向かう途中黒髪のOLらしき人にあった。
俺は少しビビって、挨拶をした。俺以外住んでないはずだったからだ。
その女性とあったのは四階だった。廊下の方をみて俺は気絶しそうになった。
ひと部屋増えてる!!
不自然に思いながら五階へ行くと、そこには、俺の部屋からは親子連れの、一家が出てきた。
俺は、怖くなって、友達の胸の中で泣いた。
『どっどうしたよ。おれにゃあ、全く分かんねえけどさ。今日は泊めてやる。俺んちへこい。』
その日は友人宅で泊まった。
そして、会社へいった。その日は、本社の株式総会に参加させられたので遅めに帰宅した。
疲れていたのでマンションのことは考えたくなかった。ところが、
そのマンションは元通りになっていた。
五階の家の鍵は元通りになっていた。
違和感を感じながら、カップ麺を食うためにお湯を沸かした。その間、数日感の奇怪な出来事を、
振り返っていた。
お湯が沸騰するのと同時に呼び鈴が鳴った。
俺は火を止めてから、玄関にむかった。