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登場人物

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■登場人物
島津春久
高校二年生。金髪にピアスが特徴的な、目つきの悪い少年。かつて両親と妹を何者かに殺されて以来、幼馴染である桃井あずさの実家、『スイートルージュ』というパティスリーで暮らしている。彼は当時の事を覚えておらず、医者からは『殺害現場を目の前で見た事により、そのショックから心を守る為の自衛装置が働いたのでは』と診断されている。家族が殺害される前は気弱で泣き虫な少年だったのだが、それ以後は一匹狼気質になり、小学校のクラスメイトを教室で殴り倒して以来高校までクラスでは浮き気味。クールぶっているが実際は激情家であり、熱くなりやすいタイプ。復讐や怒りという感情が心の中を占めており、それがあったから生きてこれたと語る。いつか家族を殺害した人間を殺す事が目標。戦闘になると、持ち前の度胸と特性を生かして前に出て行くタイプ。甘い物は苦手だが、あずさの作ったお菓子だけは好き。しかし、照れくさいのであまり知られたくない。名前の由来は『島津豊久』から。

御使蘭
春久達と同い年ほどだが、天のアシスタントをする為に生まれた様な物なので、正確な年齢は数えていない。そんな生まれなので常識に乏しく、かなり世間知らず。普通の人間として生きていきたいと思っており、天の元を離れ、自分の人生を弄んだ彼に対し復讐を目論んでいた。逃げ出したのはいいが、戦闘能力の低い自分では勝てないと悟り、誰かを改造するつもりだったが、そこで春久を見つけた。春久同様、桃井家の世話になっており、彼女もあずさのお菓子を気に入っている様子。

桃井あずさ
春久の幼馴染。天然だがしっかりモノで、春久を心配している。家事全般が得意であり、女性的。蘭からは『彼女の様に生きたかった』と思われている。彼女は蘭に対し、春久との仲を怪しんでいる。『ハッピーは糖分から』という口癖と信条を持っており、最も得意なのは父親直伝のお菓子作り。その為か妙に腕力がある。春久が内に抱えている怒りを最も知っていて、いつかその怒りで彼が身を滅ぼしてしまうのではと心配している。


静美緒
春久の後輩に当たる少女。クラスではムードメーカーで中心的人物。ディアボロ、『エスピオン』に変身できる。御使天にスカウトされて、人間とは違う力を得たはいいが、悪い事はダサイと考えて、だからと言って善い事もダサイと思い、結局エスピオンの力を活用できずにいる。春久からは『そんな軽い理由で人間をやめるな』と言われたが、『自分は自分だ』と返して、彼の悩みをふっきれさせた。マイペースで現代っ子という感じだが、感受性に恵まれているのか、本能的に物事の本質を見抜いた様な発言が多い。
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