後書き (鹽竈)
はい、鹽竈です。ニノべではソルトです。
というわけで五分岐あるルートの一つを完結させて頂きました!
思えば第一話は去年の十一月二十六日に更新していたのですね。つまりはほぼ一年間の連載だったというわけです。
ニートノベルという繋がりで五人もの人間が絶やすことなく一年もリレーで小説を続けられてきたということ、考えてみるとこれはとんでもないことなのではないかと思わずにはいられません。
今までは自分の小説を自分の世界観のみで更新してきた鹽竈にとって、このリレー小説というものは非常に貴重な経験でした。こういうのは一人では決して成せないことですから尚更ですね!
ソルトが鹽竈という名前で小説感想を初め、そして四人の同志を得て小説を繋げていく展開となったこと。感想当初はこんなことになるとは考えもしなかったです、最初は本当にマジでびっくりしました。コメントに乗せられてノリでやろうかとか言い出したら実現しちゃうんですもの。
五人が五人ともそれぞれ違った作風を持っていたのも面白かったですね。一人たりとも被らないっていうのは奇跡的なんじゃなかろうか…でも鹽竈と同じ中二病患者がいなかったのは少し残念かも。
五者五様でありえないほど紆余曲折してきた非正規英雄ですが、こうして個人的なルートでも無事完結に持って行けたこと、またここまでコメントを寄せてくださった読者の方々にも感謝感激雨霰で言葉でも文字でも足りないほどです。
また物語の所々で美麗なイラストを描いてくださったファイアーサンダー先生にも、本当に直に会って握手してお礼を言いたいほどの感謝を。そちら様もお仕事が大変なようですが、いつか会えることがあれば何よりでございます。…今度は場合シリーズの挿絵もお願いします!!(小声)。
最終話完結の一番手となってしまったので、残る四つのエンディングも楽しみに待機したいと思います。これまで遅筆に遅筆を続けてきた自作品もここから勢いを取り戻したい……投げたくない、投げることだけはしたくない……!
丸一年間紡ぎ続けてきた物語、自分だけでは決して有り得なかった展開や構成、キャラクターを今後も大事にして参考にしていきたいですね!逆輸入してもいいかなってくらい好きなキャラもいたしね!
個人的には聖職者コンビと四谷と和宮とキョータとウリエルとカイザー辺りが好きでした!キョータのアペンドはもっと色々バージョンを作り出したかったし、あと久慈のゾンビ合体最強ちゃんも完全体で登場させたりしたかった!もっとたくさんしてみたいことあった!暇を見つけて後日談とか書けたらとも思います。
とまあそういう感じで、独りよがりに語るに語って鹽竈の後書きは終いとします。果たして残り四パターンはどんな結末を迎えるのか!?