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アーティファクト一覧

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 ≪アーティファクト一覧≫


〇『必勝の剣』エクスカリバー 
所有者―石動堅悟
形状――剣

[能力『絶対切断』]
 その刃に膨大な量の魔力を集中させ、いかなるものをも切断する。それを止める術は何もなく、目に見えないモノ、形がないモノでも切り裂くことができる。どんなに強力な悪魔でさえ、その一撃を受けてはなす術なく死を受け入れるしかない。
 時間制限があるため、無限に使うことはできない。現在石動堅悟は最長三十分間ほど使用できる。

[代償『力の低下・減衰』]
 能力を発動した時間に応じて一定期間の間、守護天使の加護が薄れ、肉体強化その他と言った恩恵が失われてしまう。数分間の使用で一日。三十分も使用した日は、一週間はまともに戦えない事を覚悟しなければならない


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〇『賢者の指輪』ソロモン
所有者―石動堅悟
形状――指輪

[能力『変身』]
 頭の中で思い描いた動物に変身することができる。変身にかかる時間は一秒未満。また全身が強制的に変身するわけではなく、体の一部分だけを変えるという応用も利かすことができる。ただし、あまり効果的ではない。
 変身時間には制限があるが、二度目の発動までのインターバルはほとんどない。石動は今、最大三十秒間変身することができる。

[代償『不変』]
 制限時間を超えて変身していた場合、二週間ほど元の体に戻れなくなる。その際は脳の意識さえもその動物の物と同等と化してしまうので、その動物であることに違和感を抱くことができない。
 そのため、下手にウニや魚になって戻れなくなった場合、捕獲されて死ぬ可能性も出てくる。


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〇『絶対なる長剣』アンスウェラー
所有者―間遠和宮
形状――長剣

[能力『完全自動攻防』]
 使用中、定めた一つの対象の動きを完全に読み切り、最善の一手を英雄に与える。体は勝手に動くので、アンスウェラーに身を任せている間に勝負を決めることができる。ちなみに定める対象の数は増やすことができる。
 また、対象とは一個の生命体という意味を持つ。
 集団戦はあまり得意ではないが、一騎打ちでは無類の強さを誇る。

[代償『肉体機能の一部不全』]
 能力使用中、使用の深度や持続時間によってはその後しばらくにおいてランダムに決定された身体機能のいずれかが使用不可になる。身体機能には五感、感情、体力、筋組織など肉体に限らず精神に依るものまで含まれる。
仮に五体の悪魔を相手に五感全てを不全とした場合、脳へ送られる感覚情報を放棄した長時間戦闘は人間としての精神性の崩壊、つまるところ発狂に繋がるリスクもある。
 また、代償ではないが精神的なダメージを負うと機能不全に陥ることもある。


〇『禁忌たる扉』八門
所有者―間遠和宮
箇所――驚門

[能力『魔力の劇的向上』]
  ドライオーガニズムを取得した和宮がアンスウェラー発動時に使用できるようになった能力。中国由来の八門のひとつである驚門(肛門)を開き、大気中のチャクラを体内に取り込んで独自の呼吸法により自らの魔力に変換する。
  必然的にアンスウェラー使用時の魔力最大値が上がるので肉体機能の一部不全の代償を一時的に無くす程の効力を持っている。


 [代償『人間性の喪失』]
  倫理的な問題であまり長い時間は使えない。


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〇『?』ブリューナク
所有者―間遠和宮
形状――不明

[能力、代償ともに不明]
  デスマッチの終わりに和宮が口にした神聖武具の名前。和宮自身の隠した能力なのかは不明。


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〇『雷神の鉄槌』トール
所有者―鈴井鹿子
形状――小槌

[能力『空間殴打』]
 攻撃する際に周囲の空間ごと敵を叩きのめすことができる。条件さえ満たせばその一撃は比類なき威力の物となる。しかし、ただ単に振るっただけでは手持ちサイズのハンマーで殴っているだけなので、大したダメージはない。

[代償『充填』]
 能力を発動するまで、一歩も動かず魔力を集中させる必要が出てくるという物。このチャージ時間に応じて『空間殴打』の威力は上がるのだが、それだけ隙が生じることとなる。この代償はスタンドプレーを好む鹿子との相性はあまり良くない。


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〇『投擲される砕槌』ミョルニル
所有者―鈴井鹿子
形状――トールより小ぶりな小槌

[能力『魔法生成された投槌』]
  使用者である鹿子の手から投擲され、ブーメランやヨーヨーのような軌道を描き、標的に当たるか打ち砕かれるまで対象を追い続ける。トールで届かない中距離での闘いに適した武器。
  物体に触れるまで気配は無く、一度ぶつけると破裂するような衝撃をターゲットに与えてその場でなくなる。新たな神聖武具というよりは鹿子の魔力で生み出した方術に近い。トールの一撃と比べてダメージは控えめ。
 鹿子は一般的な英雄より豊潤な魔力を持つ。この武器は魔力が尽きるまで生み出す事が出来る。そのためデスマッチの際は直前まで休息を取っていた。

 [代償『魔力低下』]
  使用にはある程度の魔力が必要となるため、限度を超えてミョルニルを生成すると英雄として向上した身体能力や回復力が一時的に低下する。


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〇『風神の舞踏』ティップ・タップ
所有者―秋風天音
形状――ピンヒール型の靴

[能力『大気操作』]
 足の靴で大気を操り攻撃を仕掛ける。多彩な戦闘法が可能で、かまいたちを発生させて切り裂いたり、空気弾を打ち出す事も出来る。靴で風を起こすために少し距離がいるため接近戦は苦手。

[代償『中断』]
 能力発動中、およびアーティファクト顕現中に敵からの攻撃を受けるとアーティファクトや能力攻撃が全て消えてしまい、次の発動まで一定時間のインターバルが必要となってしまう。


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〇『完治の奇跡』ベレヌス
所有者―秋風天音
形状――ブレスレット

[能力『瞬間治癒』]
  一瞬の間に傷を治すことができる。それが致命傷であれ、軽いかすり傷であっても平等に癒す。失われた血液さえも戻ってくる。意識が残っていれば、問題ないので即死しない限り復活できる。

[代償『反動』]
 大量の魔力を利用する能力のため、一度利用すると最低でも一週間は使用することができない(英雄同士での訓練を積んでインターバルが少し短くなった)。また傷を癒して数分後には傷の重さに応じた疲労感が戻ってくるため、戦闘を続けることは現実的に不可能である。
 

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〇戦闘舞曲-コッペリア-

[特徴『自動操縦』]
 特訓にて天音が生み出した戦術のひとつ。一人が前衛で戦い、後衛の天音が風の力によって操作するコンビネーション技。対象を常軌を超えた速度で操る事が可能で、攻撃時に不可視の一撃を与えるなど身体能力の限界を超えた動きを実現出来る。
  重量のある武器や相手を抱えたまま天高く飛び上がったり、超スピードで相手に自分の幻影を見せるなどしてトリッキーな動きを見せてかく乱し、次の攻撃に繋げる事も。
  特に鹿子の場合、トールをチャージしたまま操れるため相性が良い。しかし操縦者と息を合わせるためにバレエと似た動きが必要となるため誰とでもコンビを組めるという訳ではない

[弱点『無防備』]
 天音がこの舞曲によって対象を操縦する際は座って足で風を手繰るか、タップダンスの要領でティップ・タップの爪先と踵を地面に叩きつける必要がある。そのため一切の防御姿勢を取る事が出来ない。また投石や大声といった些細な妨害でも舞曲が遮られればその場で終曲となる。


○戦闘舞曲-くるみ割り人形-

  上記のコッペリアの応用技。風の螺旋による回転を打撃に加え、特大威力の一撃を相手の脳天にお見舞いする。その威力は並の悪魔なら背骨を中心から折るほどで衝撃は大地を振るわせる。
 

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〇『一対の激昂』コモン・アンコモン
所有者―今鐘キョータ
形状――カタール型の手甲

[能力『限定強化』]
 振り分ける能力の最大値を一〇〇とし、それを左右の手甲に攻撃・防御で振り分ける自己強化型の能力。通常時は両手とも二五~三〇程度で抑えている。強化すればその一撃は十二分な威力発揮することができる。

[代償『偏り』]
 当たり前のことだが、一方を一〇〇とすると、もう一方は零となる。その結果どうなるかというと、通常時より弱くなってしまう。右側だけを強化して戦っていると、左手を狙われた時にやられてしまう可能性が高くなる。頭を使う能力なので、馬鹿のキョータとは相性の悪い部分がある。


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〇『岩石の尖兵』シーシュポス
所有者―今鐘キョータ
形状――腕輪

[能力『硬質化』]
 魔力で生み出した岩で全身を覆い強化することができる。通常時と比べ遥かに腕力、防御力が桁違いに跳ね上がる。また制限時間はなく、自身が能力を解除しない限り続く。唯一移動速度が多少落ちるがそのことで困ったことはない。

[代償『弱体化』]
 内部にいる本体の防御力、攻撃力が一般人レベルに落ちてしまうこと、能力を解除すれば元に戻る。仮に岩を突破されると致命傷を負う可能性がある。結果、完全に岩に依存することとなってしまう。


〇『溶岩魔人』シーシュポス・アペンドファイア
所有者―今鐘キョータ
形状――腕輪にはめられたトパーズ

[能力『炎熱付加』]
  シーシュポスで硬化した身体の上に更に炎を append(付加)した姿。神戸で軽石が生み出したサウナで体得した火炎の力で、岩の上から炎を身に纏っている。
  身体と岩の間で循環する熱風が渦巻いており、口から火を吹いて攻撃したり身体の一部に炎を纏わせて元の打撃に追加で火炎のダメージを与えるといった闘いも出来る。体得してからすぐという事で身体が成れておらず、長時間使用すると炎は自動的に岩肌の周りから解除される。
  シーシュポスに付随した能力、いわゆる訓練にて身に付いた能力のため3つ目のアーティファクトとはみなさない。

[代償『血液循環不順』]
  この新たな能力を習得するにあたり『使用料金』として、能力使用後に激しい頭痛を伴うという肉体的代償を負う契約を科せられた。一般的に言われる「のぼせる」という感覚に近い。にもかかわらず使用者のキョータは更なる強さを目指して炎以外の能力も別にアペンドする計画を企てている。


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〇『必中の鋭槍』グングニル
所有者―リザ
形状――槍

[能力『自動追尾』]
 グングニルを投げた後、狙った標的に命中するまで追いかける。操作する必要はないので自分は自由に動くことができる。ちなみに、標的に命中した後はその生死にかかわらず手元に戻ってくる。また追尾中でも命令すれば戻ってくる。

[代償『無力』]
 能力発動中(グングニルを手放している間)は守護天使の加護を得られず、肉体強化と言った非正規英雄としての特性を全て失ってしまう。ただし、リザの場合は他にも神聖武具があるため全く問題がない。


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〇『不屈の円楯』アイギス
所有者―リザ
形状――円楯

[能力『絶対防御』]
 この楯はいかなる攻撃をも通さない。受けたダメージは全て衝撃としてアイギスのコアである中心の水晶体内部へと蓄積されていく。この衝撃は正面に吐き出すことができて、それでダメージを与えることができる。

[代償『危険』]
 水晶体は衝撃が溜まれば溜まるほど赤くなっていき、限界まで達すると崩壊してしまう。するとアイギスを所持している非正規英雄は死亡してしまう。その前に衝撃を吐きださなければならない。


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〇『最悪の一振り』ジークフリード
所有者―リザ
形状――剣

[能力『等価交換』]
 その刃で切り裂いた相手に確実に傷を負わせることができる。傷の重さは代償で払った命の重さだけ重くなる。エクスカリバー同様、どんなに装甲が厚くても、どれだけ強い悪魔でもそれから逃れることはできない。

「代償『命』」
 自らの命を払い、能力で与えるダメージを増やせる。寿命一か月なら一か月分の十年なら十年分の。つまり、調子に乗って戦い続けていると、やがて寿命が尽きて死んでしまうこととなる。また代償ではないが、その寿命分のダメージしか与えることのできないという弱点も持つ。


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〇『無限の悪夢』ヒュプノス(作中では名称は登場)
所有者―四谷真琴
形状――シェルター状の楯

[能力『幻覚』]
 対象の精神に干渉し、悪夢のような幻影を見せることができる。その内容に干渉したり、中身を知ることはできない。対象の精神力、その他によっては突破される可能性があるが、ほぼほぼこの能力から逃れる術は無い。

[代償『不干渉』]
 能力をかけている間、その対象に干渉することができない。仮に攻撃を仕掛けたりすると能力が解除されてしまう。


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〇『贖罪の十字架』ゴルゴダ(本人は贖罪~という呼び方をする)
所有者―カーサス神父
形状――十字架

[能力『拘束』]
 十字架を埋め込んだ対象はまるで十字架にかかったかのように動けなくなる。
 拘束時間は非常に長いが、十字架を抜けば元に戻る。

[代償『接近』]
 能力をかける場合、その相手に十字架を埋め込まなくてはならない。
 それでないと能力が発動しない。


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〇『美しき銀の矢』キューピット(本人は美しき~という呼び方をする)
所有者―ヴァイオレット
形状――矢

[能力『侵食』]
 当たった敵はその部分の魔力をその矢に吸収され、能力が一時的に大幅に弱くなる。
 また、その矢に触れると激痛に襲われる。

[代償『限定』]
 矢は一度に四本までしか生み出せない。
 また、矢を打ち出す武器は自身で見つけなくてはならない。


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〇『浮遊する部屋』EX-change(読みはエクスチェンジ)
所有者―軽石ファート
形状――ドアのあるサウナルームほどの大きさの部屋

[能力『部屋交換』]
  対象の部屋を自分が用意した部屋(作中で軽石が用意したのは自作の魔力を込めたサウナルーム)と交換することが出来る。この能力で相手への攻撃は出来ないが応用次第では『爆薬が置かれた部屋』や『猛獣が放たれた部屋』と交換する事も出来る。

[成立条件『完全定義』]
  部屋を入れ替えるには元の部屋と入れ替える部屋の間取りが全く同じである必要がある。高さや奥行きが数センチ異なるだけでも能力を発現することは出来ない。


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