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2017年10月24日「命短し恋せよ性器」

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2017年10月23日更新作品から


「命短し恋せよ性器」


 kumakatsu666先生(以下、クマカツ先生と書きます)作品。
 クマカツ先生は昨年あたりからオフ会に出没することが増えた。そのため、それまで謎めいていたキャラクターが徐々に明らかになってきたと思う。
 この人は何でこんな商業作品のパロディを絡めた下ネタオンリーのダジャレに心血注いで何作も生み出しているんだろうか…? という謎である。
 まぁ、私は新都社界隈でクマカツ先生と直接お会いしたことがある人間の一人なので、彼がどういう人物像なのかは知っている。
 ただ、ここは作者について語るところではない。
 作品について語るだけにとどめよう。

 太郎氏と花子氏による0才から100才までのセックスに満ちた物語。
 若い頃はちょっと性欲旺盛すぎない?というぐらいで普通に読んでいたけど、51才から60才編あたりからの老いを感じるところからが結構唸らされた。
 私も今40才で妻がかなり年下だけど、この太郎氏のように情熱的に妻とセックスできるかといえばちょっと自信が無い。どうあっても私の方が先に衰えるし、バイアグラ使ってまで勃起を保とうとは思わないからだ。まぁ、頑張っても現役なのは80才ぐらいかなぁ…。とても100才現役ってのは無理だと思う。
 一般的に男は女より寿命が短い。それは男性ホルモンが原因らしい。マウスの実験でも去勢したマウスの方が長生きするとかいう実験結果がある。生殖活動をした後は死んでしまう種も多い。
 よく「男は何歳になっても子作りできる」なんて言われるがそんなことはない。勃起ができなければセックスは無理だ。逆に女は閉経したってセックスはできる。つまり、女より男の方が生涯現役でセックスをするのは困難だと思う。
 老々介護で夫の世話をして性欲処理もしちゃう花子氏も聖母かと思うぐらい凄いが、容色衰えたであろう花子氏を若い頃と変わらず愛し続ける太郎氏も凄い。
 …っていうか全然命短くないよね…?
 100才現役で大往生だよね…?
 感動しました。
 また綺麗に完結させてお見事でした。
 



以上です。
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