触るな
よそに行け
触るな
俺じゃない
喋るな
俺に聞かすな
喋るな
俺じゃない
恫喝に似た悲劇を
怒鳴られて
当てのない手紙が
どっかで破れて捨てられる
心がやけに黒くなる
触るな
俺じゃない
触るな
求めてくるな
触るな
俺じゃない
1月29日
「子供を殺された親が
被告人を励ます」夢を見た
それはあまりにも出来過ぎていて
かなり陳腐だった
なのに起きた時は感動していた
数分経って熱が醒めた
被告人も泣いていた
なんなんだろうね
「子供が戦闘機に乗って
風俗通いの親を狙撃する夢」を見た
なんなんだろうね
寝覚めたら高校生がトイレに
子供を流したニュースがやっていた
くだらない敬意を込めて
その夢に名前を付けてから
ゴミ箱に捨てた
被告人を励ます」夢を見た
それはあまりにも出来過ぎていて
かなり陳腐だった
なのに起きた時は感動していた
数分経って熱が醒めた
被告人も泣いていた
なんなんだろうね
「子供が戦闘機に乗って
風俗通いの親を狙撃する夢」を見た
なんなんだろうね
寝覚めたら高校生がトイレに
子供を流したニュースがやっていた
くだらない敬意を込めて
その夢に名前を付けてから
ゴミ箱に捨てた
不屈の心なんて
いらないから
いつでも君のままでいてよ
動じない心なんて
いらないから
いつでも君のままでいてよ
傷つけられる事に
怯えた顔で二人きり
手を繋いで
きれいな夕焼けを
見ていたい
いらないから
いつでも君のままでいてよ
動じない心なんて
いらないから
いつでも君のままでいてよ
傷つけられる事に
怯えた顔で二人きり
手を繋いで
きれいな夕焼けを
見ていたい
空も海も裏切らないよ
昨日が裏切るなら
今日を信じればいい
明日が裏切るなら
今日を信じればいい
胸を打つ悲しみの言葉
抱えきれない虚しさ
数えきれない孤独の時間
笑えないバラエティ番組
悲しみは許容範囲を超えて
世界を包んでしまったけれど
もしあなたが生きていたいなら
空にも海にも響かせてよ
今日の予定を 今日の自由を
空も海も裏切らないよ
昨日が裏切るなら
今日を信じればいい
明日が裏切るなら
今日を信じればいい
胸を打つ悲しみの言葉
抱えきれない虚しさ
数えきれない孤独の時間
笑えないバラエティ番組
悲しみは許容範囲を超えて
世界を包んでしまったけれど
もしあなたが生きていたいなら
空にも海にも響かせてよ
今日の予定を 今日の自由を
空も海も裏切らないよ
他人に完全を求めて
他人に潔白を求めて
自分は何もしないで
求めるばかりで
自分は何もしないで
平穏に胡座をかいている
そんな自業自得の痛みに
覚えがあるだろう
他人に潔白を求めて
自分は何もしないで
求めるばかりで
自分は何もしないで
平穏に胡座をかいている
そんな自業自得の痛みに
覚えがあるだろう
208号室の女の人が
お母さんに電話して
こう言ってた
「お母さん 私達
幸せになりたいね」
友達じゃなかったけど
ぼんやり 見てた
208号室の女の人が
お母さんに電話して
こう言ってた
「お母さん 私達
幸せになりたいね」
お母さんに電話して
こう言ってた
「お母さん 私達
幸せになりたいね」
友達じゃなかったけど
ぼんやり 見てた
208号室の女の人が
お母さんに電話して
こう言ってた
「お母さん 私達
幸せになりたいね」
君が好かれている
根拠なんてない
君が嫌われている
根拠なんてない
君が弱いのは
君のせいじゃない
君が強がるのは
君のせいじゃない
君の心が 崩れたのは
誰かが悪いわけじゃない
君の心が 救われたのは
誰かが救ったわけじゃない
透明な蛍光ペンで
絵葉書に書いたのは
途方もない理想
寄り道して得た
何もない
きれいな空
根拠なんてない
君が嫌われている
根拠なんてない
君が弱いのは
君のせいじゃない
君が強がるのは
君のせいじゃない
君の心が 崩れたのは
誰かが悪いわけじゃない
君の心が 救われたのは
誰かが救ったわけじゃない
透明な蛍光ペンで
絵葉書に書いたのは
途方もない理想
寄り道して得た
何もない
きれいな空
秋空
下校中
「嫌なことあったの」
泣いてる君は
不幸な思い出しか
残っていない
痩せ細って
手首の傷も増えて
性犯罪も数えきれなくて
風邪薬の量も増えて
会話はもう出来ない
「生まれてこなければよかった
こんな思いのまま
幸せに生きられない」
嘘をついたよ
生きてれば良いことがあるって
それは嘘だから
すぐ君にバレたけど
恥ずかしくなって
照れ隠しに笑った
二人で笑っていた
それが全てだったと思う
それが君の全てだった
下校中
「嫌なことあったの」
泣いてる君は
不幸な思い出しか
残っていない
痩せ細って
手首の傷も増えて
性犯罪も数えきれなくて
風邪薬の量も増えて
会話はもう出来ない
「生まれてこなければよかった
こんな思いのまま
幸せに生きられない」
嘘をついたよ
生きてれば良いことがあるって
それは嘘だから
すぐ君にバレたけど
恥ずかしくなって
照れ隠しに笑った
二人で笑っていた
それが全てだったと思う
それが君の全てだった