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ペニス電車について調べてみた

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 ちんちん電車の由来を教えてほしい、というコメントが来ておりましたので調べてみました。ちんちん電車とはちんちんをつけて走る電車のことではなく、路面電車の通称です。主な説は、車掌と運転士がベルの合図でコミュニケーションを取っていた、警笛の音がちん、ちん、という音色だった、の二つとのことです。以上SEO(すこしえろいおっぱい)的文章を終わります。

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 ちんちん電車の歴史を調べてみて気になったのは、ちんちん電車と呼ばれるようになった由来よりも、路面電車開通ごく初期に存在した「告知人」という職のことだった。まだ路面電車に関する法整備、交通設備も整っていない時代、人通りの多いところを通る際に、電車から降りて「あぶのおまっせー!」と叫ぶ少年たちのことだ。昼間の運行は人通りの多い場面に限られたが、夜間の運行の際には、赤ランプを灯して常時先行して走っていたという。

 あまりにも過酷な仕事であり危険も付きまとう。かつて読んだ磯崎憲一郎の小説「電車道」に告知人のことが書かれているのを読んだことがあった。その際にはマジック・リアリズム風な小説であったこともあり、実在を調べることはしなかったが、今回のちんちん電車の由来について調べたことで、改めて告知人の過酷さと実在することを知った。

 告知人制度は僅か十年で幕を閉じる。路面電車黎明期の明治時代に一時現れた幻のような職業であった。そこで私は想像を働かせてちんちんに結びつけた。

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「あぶのおまっせー! 電車がきまっせー!」
 そう少年が叫んでも、慌てて道を避ける人が少なくなってきた。近づいてきてからでいいだろう、ギリギリでかわせばいいだろう、路面電車に慣れるに従って、人々は大胆になってきた。告知人である少年の声に真剣に耳を傾けなくなっていた。このままでは事故が起こってしまう。何より必死で走って危険を知らせている自分の声が無視されてしまうのは、少年には耐えがたいことであった。そこで衣服をはだけてふんどしを晒した。それだけでは物足りなく思い、ふんどしも外してみた。ちんちんを振り回しながら告知してみた。

「あぶのおまっせー! 電車がきまっせー!」
 少年のちんちんに注目して立ち止まる人が増えた。逆効果だった。やがて速度を落とした路面電車に乗り込んだ少年は、ちんちん丸出しのまま疲れ切った顔で車両の床にへたりこんだ。
「俺ぁもう嫌んなった。もう走れん」
「まだ先はあるぞ。先走りの役をやめる気か」車掌が少年に注意した。
「我ぁがいくら叫んでも聞きゃせん。勝手に轢かれておっ死ぬがよか」
「そう言うな。ならば付き合ってやろう。電車を降りることはできんが」
 そう言うと車掌は自分のズボンとふんどしを脱いでちんちんを晒した。
 乗客たちも皆それにならった。

「あぶのおまえっせー! ちんちん電車がきまっせー!」

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 告知人、車掌、運転士、乗客全てがちんちんとまんまんを丸出しにして走った路面電車があった。当然皆逮捕されたが、これこそがちんちん電車の真の由来である。
 

※参考にしたサイト
https://tetsudo-shimbun.com/article/question/entry-128.html
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2006/10/news037.html
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