「雨の日のバス停」
しとしと雨が降る。
人通りの少ないバス停。
そんな中私は、泣いていた。
そう、恋人にフラれたんだ・・・。
突然の別れのメールを見て頭が真っ白になった。
肌寒い紺色のセーラー服に身を包み
真っ赤なマフラーをして黒タイツを履いて
ローファーを履いてバス停のベンチに座っている私。
涙と鼻水がいっしょに出てきて泣きじゃくっていた。
冷たい雨に打たれて、私は泣いていた。
別に、バスを待っているわけではない。
ただ、疲れたんだ。
彼に告白したのは私のほうだった。
信じられなかったけど、okをもらった。
学校も一緒に登校するようになった。
デートだって何回もした。
でも・・・それでも・・・こんなメールってないよ・・。
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突然だけど・・
俺、好きな人ができたんだ。
ほんと、ごめんorz
お前と付き合えて楽しかったよ。
それじゃ・・・元気で・・。
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という内容だった・・・。
悔しくて悔しくて涙が止まらなかった。
久しぶりに、学校に登校した。
もちろん、元彼とは同じクラス。
だから、すごく気まずかった。
体育館に彼を呼び出した。
「話って何・・?」
「あのメール・・何?」
「あぁ・・あれは・・・別れようって意味で送ったんだけど・・。」
「そんなこと聞いてない」
「あ・・そう・・」
「もう用ないなら俺、教室戻るよ?」
「うん」
そして、彼が後ろ向きになった時私は肩を
ポンポンと叩いた
「ん?」と彼は振り向いた。
その瞬間私は、思いっきりグーで彼をパンチした。
見事に、クリーンヒットした・・。
もちろん、彼は気絶していた。
「ざまーみろw」といいはなして私は、その場から去った。
まぁ、たまにはこういう恋愛小説もいいよね^q^