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「ソナタ」
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大長編のソナタ。
第25話までは前回読んでいましたが、今回きちゃったか…。
ちなみに前回感想書いた時で既に52話ありました。
現在は57話まで進んでいます。
とりあえず、26話から更新された話数以上は読みたいと思います。

26話
番長・藤黄北斗。実は芸能人の両親や兄弟を持ち、表面の良い家族に扱き使われる苦労人だった。
透はそんな北斗の境遇に共感し、光と入れ替わって喧嘩に巻き込まれている日々を明かす。
北斗は北斗で好きな人がいて青春を謳歌したいと思っているらしい。
27話
瑪瑙高校の不良達が襲い掛かってきて、それを撃退する北斗。千歳もそれに参戦する。
しかし千歳は北斗が光以上に強いということに気づいていない。
千歳は自分を狙いに来ていると思い込んでいる暗殺者を警戒している。
一方、透は古代に強くなる為の特訓を受ける。
28話
北斗から透に渡された手紙。それはラブレターのようで…。
透は北斗に「果たし状とラブレター間違えてますよ!」というのを必死に伝えようとする。
29話
透と北斗は針入町へ、そこに現れる四季菫。まさか北斗の想い人とは菫のことだったのか!?
と、思わせておいて、実は小学生の松平さくらだった…。
ロリコンかよこの番長。
北斗の告白は成功し、親公認で結婚を前提とした北斗とさくらのカップルが誕生する。
透は針入町に来たついでだと、菫にちょっと鉛君と腕相撲してわざと負けてあげてと頼まれる。
流され系男子の透はそれを了承してしまい、鉛に負けた事を宣言するような落書きを油性マジックで顔に書かれてしまう。
当然、光は大激怒してしまう。

藤黄北斗の章。
良いキャラクターですね。この小説の男性キャラは海老杉以外は印象が良い。
しかしロリコンというのは頂けない。打たれ弱い鉛君といい、強いはずの番長キャラ2人とも情けない一面があるとは…。
非常に残念なキャラクターである(笑)
千歳の動きはちょくちょく出ているけど、このキャラクターも思い込みと話を聞かなさっぷりが激しい。
良く考えたらこの小説って殆どそういうキャラばっかだなぁ。
さて、前回の感想とちょっと被るかもしれませんが…。
登場人物全員、ほんっとうに劇画的ですなー。
屋上から飛び降りてもへいちゃらな北斗。
そもそも暗殺者という設定がどうかと思うが、挨拶代わりにナイフを人に投げつける千歳。
人間兵器みたいな古代やさくらは言うに及ばず。
常識人が1人もいない。
透がこの面々に並べる姿が想像できんのだがどうなるんでしょうねー。


30話
殺し屋エンブリオが登場。復活した鉛だがあっさりと敗北。かませも良いところ。
一方、透は古代との特訓に励んでいる。
声を武器にするというウルトラエコー(ネーミングがださい)を習得しようとしていた。
31話
エンブリオが透と古代の前に現れる。
エンブリオは、古代(元殺し屋ハッシュ)に負け、弟子に志願した過去があるという。
古代は頑なに断るが、エンブリオは弟子の押し売りを続ける。
エンブリオは浅紫優二郎と本名を明かすが、それでも古代は拒む。
32話
エンブリオは望んだ弟子の座を奪われたことに怒り、透を殺そうとする。
透は携帯電話で光に助けを請う。
だがその情けなさに気がつき、だめもとでウルトラエコーを使ってみる。
効果などなかったが、猛り狂ったイノシシが現れる。
イノシシとエンブリオが激闘を始める。
33話
エンブリオはイノシシに敗北。
そこに現れる光。
イノシシは光の幼少期からのライバル・ドン北村であった。
ドン北村とじゃれあう光。
エンブリオは光に馬鹿にされまくる。
後日、転校生としてエンブリオこと浅紫優二郎は透と光のいる学校に転入してくるのだった。

浅紫優二郎の章。
噂の殺し屋の回でしたが、鉛以上に強いはずが、予想以上に間抜けなやつでした。
あらすじに書いた通り、古代に弟子入りを懇願して断られまくっているし。
まんじゅうに毒を盛ったり、力づくで弟子入りしようとする姿はコミカルだったが何だかなぁ。
らんま2分の1的に言えば眼鏡の雑魚「ムース」程度の殺し屋ではないでしょうか。卑怯者ですし。
透はまだ必殺技を身につけられていない。
光の天下はまだまだ続きそうである。

というところまで。
一応、8話分読みました。
相変わらず、高橋留美子のらんま2分の1的な、ライトでどたばたしたノリですからさくさく読めます。
ただいかんせん量が多い(笑)
続きはまたニノベ感想を書く時にでも読みたいと思います。
ところでこの作品も幾ら何でもこのコメ数はない。
前に私がコメントした時から1コメも増えてないじゃないか。
もっと読者が増えておかしくない出来なので、良作が見逃されているのは勿体ないところです。

       

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