「魔女の詩」   後藤健二 作
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文芸・ニノベ作品感想企画の初代感想担当の後藤健二先生の作品です。
本作、文芸界隈ではご存知のかたも多いはず。
以前から連載されていた「魔女の詩」のリメイク版になります。
漫画の連載もある後藤先生。自作品への専念しっかり頑張っておられる。
もう更新きてくれないか心配でしたが、信じて待っていて良かった!
今回プロローグのみの更新になりますがよいでしょう。
個人的には色んな意味で高く買っておりますゴトケンスタイル。
感想企画を経て、その筆筋に新たな兆しを感じられたのはそこはかとない事実。
リメイク前の魔女の詩、実は保存完了しています(事後報告)
どう変化がみられるのか、楽しみなところ。



■プロローグ
四つの国々が大陸でしのぎを削る世。治安の乱れは世の乱れ。ならず者の山賊たちもまた各所にはびこるのだった。
前の「魔女の詩」とはがらりと変わった滑り出しに吸い込まれます。吟遊詩人の語りで幕が開けるファンタジー作品らしい趣に期待が高まりまる。
詩人の泣きっ面は、ヒロイン登場を鮮やかに演出していたのではないでしょうか。脳裏に描く作品の映像は鮮明で、遠ざかるヒロインと騎兵の後姿を消えるまで眺めていられます。
リメイク前の「魔女の詩」ではヒロインの語りで始まる序文だった気がしますが、それよりも硬さがとれたのではないかと思えました。読みやすい気がします。
文章に使われる言葉もツボを押さえて丁寧。それでいて軽すぎないものを目指して書かれているように感じられました。
文芸ファンタジーの雄、執筆ここに始まる。ですね!
月並みですが今後に期待としておきます……w



以上この作品に関する4日更新分の感想はここまで。