Neetel Inside ニートノベル
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魔女の馬車がやって来る!
ユニコーン2頭が空中で、ヒーンと首をのけぞらすと、ゆっくりとバックステージへ降りていった。

メインステージでは、太自然祭のテーマ演説が、すでに始まっている。

酋長サラスヴァティン「太自然とは、我々と共存共栄できる自然である。我々の踏みこめない、
過酷で、生活に不利な、非文明的な環境を、尊敬の念を捧げ、大自然と呼ぶ。
私は、理想の太自然と、自然の造物が、共に世界の意思を実現する様、結晶化する。
そんな幻想夢をみた。その夢が、今日、ここで、こうゆう意思を実現させたのだ!正夢であった。」

世界中の群集が、賛同するように、ウォォォォォォォォォォォ!と、うなっている。

この会場、植物が綴れ折られて、壁なったり、元々沼だったものが、枯れて、乾いた地面から
硬化した岩の、壇上の席の様な形が、出来てたり。と、ちょっと強引だろと、思えるが
精霊の力による部分もあると認知すると、期待は膨らむ一方だった。

酋長サラスヴァティン「音楽祭を始めるにあたって、太自然祭ガイドをもりこむ。
主要国は、ゼル・マルクと、トラン・グルシアン、そしてサラスヴァティーメイ。

ゼル・マルクの音魔法増幅楽器。トラン・グルシアンの独立型法術照明。
そして、サラスヴァティーメイの水鏡立体映像器。曲ごとに審査をもりこむ。

審査員は3名、私と、グルシアンのシド公爵、エデンから夜魔王ダーキュラー。
の三名で、多数決に依りジャッジする!

そろそろ始まる頃だ。土姫は…俯瞰の来賓席(ツリーハウス風)に
黒姫とミセス・マジョモワゼールとして、開演を待っていた。続く。

       

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