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HVDO〜変態少女開発機構〜
第三部 第四話「許されない糸を結んで」

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第三部 第四話「許されない糸を結んで」


 戦う事によって、自分は成長してきたのです。
 今まで出会ってきた性癖の数々は、「おもらし」程ではないにせよ、変態のこだわりによって研がれてきた鋭く卑猥で素晴らしい物ばかりで、実際に自分の愚息はいちいち反応し、毎度毎度ぎりぎりの所で留まってきました。無論、中には理解しがたい、というか理解したくない物も多分に含まれていましたが、それはおそらく相手にとっても、「尿」にエロスを感じる事自体が理解に苦しむ、他惑星での趣向のように映っていたと考えれば、あながち非難ばかりはしていられません。
 そうした変態達の出会いの中で、性癖はぶつかり合い、時には自らの身を犠牲にしながら、主にくりちゃんを酷い目に合わせつつ、自分は戦ってきたのです。それは誇りというには少し大げさすぎるかもしれませんが、今の自分を構成する上で欠かせない要素、言ってみれば血肉であったように思われます。
「五十妻、こんな決着で悪いな」
 そんな言葉を自分は聞きたくありませんでした。
 樫原先輩も、自分と同じく、幾夜を自らの抱えた性癖に苦悶し、ネットや足を駆使して情熱を注ぐに値するオカズを求め、HVDOの与えてくれた能力に歓喜し、そして出会えた最高のシチュエーションに更に倍は歓喜し、飽くなき戦いの中に身を投じてきた変態の1人であると信じていたのです。だからこそ、自分は全力で戦えました。
 勃起率の表示が消えても、爆発は起きず、新しい能力も与えられなかった時、自分はその現象のおおよそを理解したと言って過言ではありませんでしたが、しかし「そういう事がある」という事自体を信じたくないような、まるで初めて男女の行為を知った時のような、淡くも確かな戸惑いがありました。
 性癖の消失。
 つまり、どうやら樫原先輩は、「淫語」が好きではなくなったという事のようです。突然に望月先輩に対して告白をしたのは正直驚かされましたが、その戦略的事由(もしも告白が成功していれば、くりちゃんがどんなに猥褻な事をしても動じずにいられるという確かな覚悟)に気づき納得しました。が、しかしそれもたった1撃の「ちんぽ」によって破綻した時、自分が内心で安心し、ふっと気を緩めた瞬間に、その現象は起きていたのです。
 誤解を招かぬようにきちんとお伝えしておきますが、これは安い同情などではありません。また、いつか自分もこうなるかもしれない、というような心配などでもありません(例え海が枯れてもおもらしを嫌いになるはずがなく、代わりに美少女の尿で新しく黄色い地球を作ろうという大いなる野望さえ自分は持っています)。では、自分の抱いた戸惑いとは何だったのか。その答えはつまり、戦う事によって、自分は成長してきたという事に他なりません。
 フル勃起寸前の所で辛くももぎとった勝利、圧倒的な差を見せ付けられての敗北、相手の実力を理解した上での引き分け、あるいは弱者に恥をかかすような大勝利でも、その時の運で容易くどちらにも転がりそうな口惜しい敗北でさえ、自分はそれらを糧にしてきたのです。樫原先輩との戦いの決着は、上記のいずれでもなく、今まで抱いていた同じ変態としての尊敬が、一気に色あせてしまったような、実に納得のいかない物でした。出来る事なら後先考えずに1発殴ってやりたかった。しかし好きな人に告白をしてフラれたばかりの男を殴るのはいかにもよろしくありませんので、自分は握りこんだ拳を開き、くりちゃんのケツを思いっきり「ぱちこーーんっ!」と引っぱたき、「何で!?」という叫びを背にして、その場を立ち去りました。自分はつまり、「悲しかった」という事に後になってから気づきました。


 限りなく敗北に近いような無益の勝利を収めた自分は、その後の授業も身に入らず、ただ黙々とおもらし妄想に励み、それでは普段の授業態度と何ら変わりは無いではないか、という指摘もごもっともですが、その妄想でさえもいまいち盛り上がらない、ただでさえ暗い路地を更に俯いて歩くような、陰鬱とした気分で過ごしていました。
 それでも3人を相手にして戦い、生き残り、あまつさえ春木氏に敗北する以前の能力まで取り戻したのですから、1日の出来高としては最高のはずで、これ以上を求めるというのはただのわがままなのかもしれませんが、こんな気分になるならいっそ清々しく負けた方が良かった、とさえ思う自分はきっと一刻者の気があるのでしょう。
 くりちゃんからの復讐はなく、望月先輩からの追撃もなく、かといってこちらから仕掛ける気にもなれず、相変わらず等々力氏は何も知らずにのほほんとどこで買ったのかも知れないおっぱいアイマスク(外側タイプ)を装備してガン寝し、机に張り付いたままの気だるい午後は消化されていきました。
 昼食時、いつも通りにやってきたハル先輩にお礼を言うと、
「とにかくもっくんが無事で良かったです! ……私のあそこは、やっぱりまだ百合のままですけど、でも、もっくんならきっと何とかしてくれると信じてますです! これさえ治ったら、いっぱいセックスしてくださいです!」
 嬉しいかな、男冥利に尽きる期待のかけ方をしてくれたハル先輩は、きっと世界で1番ナチュラルに男に高価なプレゼントをさせる事が出来る天然系ビッチで、その将来の安泰っぷりと、未だ膨張をし続ける性への好奇心に、自分は感服を覚えました。
 ですが、断っておかなければならない事があったのです。自分は、途端に重くなった奥歯を噛みながら、ぼそぼそと説明しました。
「ハル先輩の百合は望月先輩の手によるものと見て間違いないようです。先ほどの戦いで、樫原先輩が言っていました。なので、どうやら望月先輩は、ハル先輩に対して毎日いやらしい事をしている自分の事が相当に嫌いなようです」
「そう……ですか。で、でも、もっくんならきっと望月先輩にも勝てますですよ」
「そんなに甘くはいきませんよ。毛利先輩と織部先輩の2人はともかく、樫原先輩に勝てたのは、はっきり言って偶然みたいなものですから」
 するとハル先輩はがたん、と椅子から立ち上がり、自分を見ました。真っ直ぐで真っ直ぐで、そのまま貫かれてしまいそうな眼差しは、時折見せる「思い込んだら」の時の表情でした。ハル先輩という人は、本当に真っ白な人で、それも安い漂白剤に浸したような嘘っぽい白さではなく、生まれ持った物を1度も汚した事の無い真の白さでした。
「私にも何か出来る事が無いか、探してきますです!」
 そう言って、教室を飛び出す背中に、「あの、無理はせずに……」と声をかけてみましたが、猫科動物のごとく前向きについたハル先輩の両耳に届いたかどうかは謎です。
 以来、ハル先輩の消息は不明です。放課後、いつものように一緒に下校する為に教室で待っていたのですが、30分経っても来ないので、職員室まで行ってハル先輩のクラスの担任に尋ねてみると、「早退して帰った」との事でした。HVDO能力者でもないハル先輩に、一体何が出来るのか、というかそれ以前に、どれだけセックスに対しての情熱があるのかと、むしろこっちがドン引きバンバンジーでした。


 昼休みの時、多少強引にでもハル先輩を引き止めるべきであった、と叱咤されるのは承知の上です。偶然で勝てた、という発言は、毛利先輩を倒すキーとなった携帯電話を入手し、自分に届けるという重要な役割を担ってくれたハル先輩に対しても失礼です。樫原先輩の件で落ち込んでいる反面、また死線を1つ潜り、いい気になっていたのだと気づいた時、自分は顔から火が出るような思いになりました。
 かといって、ハル先輩が教室を飛び出した瞬間、自分がその恥に気づいていたとしても、引き止められたのかというとこれは甚だ疑問です。引き止め、こちらからきちんと協力を仰ぎ、望月先輩を倒しうる戦略を練り、的確な指示が出せたのか否か。自分には、そのいずれも多大なる難関であるように思われます。ならばいっそ、ハル先輩の知らぬ所で、それこそ玉砕覚悟で望月先輩に相対した方が気分としてはいくらかマシな、こういうのを男気というと高倉健にグーで殴られるのでしょうが、とにかく自分は自暴自棄ともいうべき精神状態で、帰宅してからも何も手につかず、オナニーをしてもいまいち気分の高揚を感じず、椅子に座って柳のようにしだれていると、気づけば夜になっていました。
 萎んだ陰茎を握ったまま少しうつらうつらとしていた時、1階の方でチャイムが鳴ったのに気づきました。ハル先輩ならば合鍵を持っていますし、チャイムを鳴らすという事は少なくとも彼女では無い事は分かりきっていたのですが、寝ぼけていた事もあり、急いでズボンを履きつつ、よろけながら1階に下りてドアを開けました。とにかく謝らなければ、という気持ちが強く、それが焦りの原因でした。
 玄関先に立っていたのは、実に2ヶ月ぶりに見る、あの人だったのです。
「お取り込み中だった?」
 呆然としたまま、それでも目の前にある顔を確認する為に目を擦る自分の股間を、その人は指さします。慌ててズボンを履いたので、パンツをあげるのを忘れていて、全開放されたベルトとチャックの間から、ぼろん、と大変に失礼な物が飛び出ていたのです。
「おわっ!」
 と仕舞い込むものの、半分は外である玄関でちんぽ丸出しで客人を迎えたとあっては、もうそれはただの変質者というか犯罪者です。しかしその客人は、その程度の事では決して動じない精神を持った、というか露出に関してはもっともっと遥かに過激派の、エロアルカイダでありました。
「電話はしていたけど、こうして会うのは久しぶりね」
 その微笑みは、市街地にバラまかれた毒の如きテロリズムを発揮し、ただでさえ額縁に収めてルーブル美術館に展示してあっても何ら違和感のない美しさを持つ顔を、あろうことかド屑の代表みたいな自分に向けていらっしゃる、そのように稀有な人物は、この世に1人しかいないのでした。
「さ、三枝生徒会長!」
「良かったわ。顔を忘れられていなくて」
 自分を容易く和ませる皮肉。ハル先輩に負けず劣らず、くりちゃんと比べれば噴飯モノの豊満なおっぱいぱい。そこにいるだけで見る見る展開されていく「三枝ゾーン」とも揶揄すべき安心領域。間違いありません。制服は街でもたまに見かける翠郷高校のセーラー服で、中学時代とはまた違った魅力がありますが、その人を間違うはずが無いのでした。
「中、入ってもいいかしら?」
 気の利かない自分にそう尋ねた三枝生徒会長を、どうぞどうぞと招き入れる事には何ら支障は無く、一般的に見れば自然な流れなのですが、自分と彼女の関係は、一般的とは言いがたい物なのです。もっとも、かつて結んだ主従関係が、今も有効であるという保障はどこにも無く、自分にはそれが不安材料ではあったのですが、無意識、咄嗟に出た命令はこうでした。
「大変恐縮なのですが、今日から我が家を訪れた客人には玄関でパンツを脱いでもらう決まりになったんですよ」
 眉1つ動かさずに言い切った自分をじっと見て、三枝生徒会長はため息をつきました。
「それは残念ね」
 え? と自分が落胆しかけると、三枝生徒会長はスカートの裾を指で摘み、いわゆる「たくしあげ」のポーズをとりました。暗い中、自分の目が捉えた三枝生徒会長の絶対領域は広域に渡り、というか女子の最後の砦であるおパンツを自ら放棄しているように見受けられ、つまりこれは、「ノーパン」という状態であると判断せざるを得ませんでした。
「こういう場合は、どうすればいいのかしら?」
 自分は以前の生えかけよりも少しだけ濃くなった三枝生徒会長の陰毛、そしてその先にある性器に向けて「それならどうぞ、入ってください」と言いました。


 思い返してみるに、三枝生徒会長が我が家に来てくれたのは、くりちゃんが2回目の初潮、つまり次潮を迎えた時以来の事でした。その時、幼女くりちゃんの下の世話とメンタルケアをテキパキとこなした三枝生徒会長は、邪な期待と共に首輪を差し出し、自分はそのまま人生で初めてとなる野外露出調教を彼女に施したのです。行為は結局、野良犬に変身した柚乃原(妹)さんの妨害によって中途半端な所で終わってしまいましたが、その時自分は確かに三枝生徒会長の処女を頂く約束をして、また、その約束は未だ果たされていないのです。然らば、
「とりあえず、ケツを突き出してください」
 などと命令する事は実に容易かったのですが、意外や意外、このド変態は、自分がその命令を下すよりも先に、まずはこう切り出したのです。
「あいにくだけれど、今日はあなたといやらしい事は出来ないわ」
 ノーパンで男の家に押しかけてきてその台詞はどう考えても矛盾しているではないか、と自分は思ったのですが、三枝生徒会長の表情は真剣でした。
「今日の昼間、望月ソフィアと接触したようね」
 まだ報告しておらず、知っている人物も限られている情報でしたが、三枝家の情報網が全盛期のKGBレベルである事は音羽君の件や野外ストリップショーの件からも明らかでしたので、あえて今更驚きませんでした。
「ええ、まあ。ですが、まだ本人とは言葉すら交わしてませんよ」
「そうみたいね。だけれど、あなたが樫原を完全敗北まで追い詰め、それによって望月ソフィアが第9能力を手に入れたと言ったら……あなたはもう無関係ではないと思うわ」
 その口調には、自分を責めるようなニュアンスが確かに含まれていました。表情こそ北欧神話に登場するバルドルを超えた慈悲深さに溢れていましたが、その顔のまま他人の臓器でお手玉するような底知れぬ恐怖を自分は感じました。
「……望月先輩が第9能力を手に入れて『リーチ』になったのは、今初めて知りました。ですが、自分は正当防衛しただけです。先に勝負を仕掛けてきたのは樫原先輩達ですし、不可抗力と言っても言い訳にはならないはずですが」
「そうね。なら、あなたには関係の無い話かもしれない」
「どういう意味ですか?」
「木下さんが捕まったわ。望月ソフィアに、処女を奪われそうになっている」
 三枝生徒会長のもったいぶるような口調の意味が分かった瞬間でした。
「いえ、正確に言うなら、捕まったというよりは木下さん自身が茶道部への入部を希望したと私は聞いているわ。もちろん、それなりの取引はあったと思うけれど」
 今日の朝、全校生徒の前で宣言した後、おもらしをした名場面を自分は思い出しました。あれだけの恥でも、茶道部の権力を用いれば、くりちゃんの名誉程度なら簡単に取り戻せるのかもしれません。三枝生徒会長が他校の最新ニュースに詳しすぎる事も気になりますが、真に自分が驚いたのは次の事です。
「望月ソフィアの第9能力『百合城』は100人の女子と主従関係を結ぶ事で発動するの。清陽高校の校舎を城に改造し、そこに一切の男を立ち入れなくする。その100人目が、木下さんだったという事ね」


 100人? 城? 三枝生徒会長の説明には、必要な情報が欠如していましたが、緊急事態であるという事だけは伝わってきました。
「『百合城』には、望月ソフィア自身の『知っている女』か、『許可された男』しか入る事が出来ないという能力らしいわ。いえ、入る事というか、認識する事が出来ないと言うべきね。一般人や、許可されていない男には、いつも通りの学校にしか見えないけれど、近づこうとすると。無意識に進路を曲げられて1歩も足を踏み入れられなくなる」
 自分は、三枝生徒会長が指摘した「自分と望月先輩の関係性」が、ここにきて意味を持ち始めている事に気づき、それを確証するように、三枝生徒会長は告げました。
「そして今、入城が許されている男は、たったの1人だけ」
「……それが、自分だという事ですね?」
「違うわ」
 やだ、恥ずかしい。確認はしていませんが、赤くなっているであろう顔を抑えたくなるのをどうにか堪えつつ、キリッと決めた表情を崩さずにあくまでもクールキャラを維持しつつ尋ねます。
「そ、それでは、何故自分にその事を伝えに来たのですか?」
「望月ソフィアを倒して欲しいからよ」
 三枝生徒会長の弁は矛盾しています。その望月先輩の「百合城」とやらが、女と、許可した男にしか認識出来ない代物ならば、許可されていない自分にはまるで出番はないはずです。くりちゃんをどうにか助け、出来れば処女もいただきたいという気持ちはもちろんあるにはありますが、くりちゃん自身が名誉回復の為に茶道部に入部して望月先輩に服従を誓ったというのであれば、自分にはそれを止める義理も権利も無いのではないでしょうか。
 どうしていいか分からず、思いがけずに露呈した過剰な自意識を恥じる自分の目の前で、三枝生徒会長は、おもむろに服を脱ぎ始めました。1枚1枚、もったいぶるでもなく、風呂にでも入るような気軽さで、ブラはハーフカップの黒でした。
「えっと……何をしてるんですか?」
 期待を込めて尋ねると、戒めるように、
「今日はいやらしい事はしないと言ったはずよ」
 言っている事とやっている事が違う。今日の三枝生徒会長は、不条理というか、間違いなく変態であるという事以外、全然理屈が通っていないように感じます。相変わらず三枝生徒会長の肉体は究極の美を体現していましたが、ここまでの流れの不自然さというか、理解のし難さにイラだちが先行し、80%程度の勃起で済みました。
 しかし自分の抱いた不信感は、実に豪快な形で解消されました。最初、それは微弱な振動によって主張を始め、次に全身に感じたのは何にも触れられていない触感でした。例えるならば目を閉じて、瞼の近くまで指が迫ったときに、見えていなくても感じる威圧感といった所でしょうか。頭上ほんの何メートルの所に、何か途方もなく大きな物があるという実感がありました。
「あまり時間が無いわ。急いで」
 全裸ニーソのまま、制服を玄関先に捨て置いた三枝生徒会長の手引きに従って、自分は2階にあがりました。そのまま自部屋に戻り、乱雑に置かれたエロ本の隙間を歩んでいると、窓の前にかけられた縄梯子を目撃したのです。
「私が発動したのは、1週間ノーパンで過ごす事によって『ある物』を召喚出来る能力。私が全裸でいる間だけ自由に操縦が出来る。望月ソフィアの『百合城』に対して物理的な突撃も可能よ」
 ノーパンに理由があった事に驚きつつ、自分は背中を押されるようにして縄梯子を掴みました。春木氏の召喚する偽くりちゃんと同様に、能力といえども、確かにその物質はそこに存在しているようです。しかし窓から顔を出して見上げると、縄梯子の先には何も無いように見えました。空中に向かってまっすぐ縄梯子が伸びている構図は、実に奇妙でした。
「これは……一体何なんですか?」
 三枝生徒会長に向き直り尋ねると、凛とした顔で大真面目に、こんな答えが返ってきました。
「私の新能力『戦艦マジックミラー号』よ」

       

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