Neetel Inside 文芸新都
表紙

見開き   最大化      

      (15)


 やはり、俺は両親の子どもではなかったのだ――。
 すべての真相を知った柿田は、それから部屋に閉じこもって、その事実を反芻することしかできなかった。家族とはいっさい顔を合わせず、ろくな食事も食べなかった。
 父が部屋のドアをノックしてきたのは、二日後の夜のことだった。「淳一、開けてくれないか」と言われたので、中に通した。父は小柄なほうだった。ふと、軽く追い抜かしてしまった身長のことを思う。遺伝子を継いでいないのだから当然だったのだ。
「母さんから話を聞いたよ」父は悔しそうに言った。「ショックだったとは思う。でも、これだけはわかってほしい。おまえは春斗と同じくらい大切な――」
「嘘だ」
 柿田は冷静に言い放った。父がたじろぐのが見えた。
「春斗のほうが大事なんだろう? そりゃ当たり前だよな」
 弟のことは、すでに母から聞いていた。柿田も出産に立ち会ったのだから間違いようがないのだが、春斗は正真正銘の父と母の子どもだった。皮肉なことだが、年月を費やしても反応を示さなかった母のからだは、拍子抜けするくらいに簡単に、たった一回のセックスで身ごもってしまったのだ。神の奇跡というよりは、低レベルな悪戯としか思えなかった。
 彼女は悩んだ。淳一という養子を持ちながら本当の子どもを産むことは、なにかしらのかたちで軋轢や障害を生じさせる気がした――しかし、念願の妊娠だったのだ。
 そのときの両親の思いを否定するつもりは、柿田にはない。ごく自然な選択だし、血の繋がらない子どものために実の息子を諦めるなんていうのは本末転倒の極みだ。
 父は弱々しく言った。「なにを言ってるんだ。本当に、嘘じゃない」
「じゃあ、泣いてくれたのかよ」
「えっ……」
「俺がここにきたとき、春斗が生まれたときみたいに泣いてくれたのかよっ」柿田は叫んでいた。感情的になるべきではないと思いつつも、あふれ出すものがあった。「あんなふうに抱いてくれたか? 休日返上して遊んでくれたか? 甘やかしてくれたか? 俺はそうだったとは思わない。どれだけ気をつけても、愛情には差が出るもんなんだな。そうだろう?」
 図星に違いない。父は押し黙った。部屋の中に重たい沈黙が下りていく。しばらくしてから、「出てってくれよ」と柿田は言った。父が素直に従うのが、少し悲しかった。
 それから机に突っ伏していると、再びドアがノックされた。腕の中から顔だけを回して見ると、にやにやと笑いながら春斗が入ってくるところだった。なにも知らされていないのだろう、いつもの生意気盛りな表情でこちらを覗き込んでくる。
「兄ちゃん、父ちゃんとケンカでもしたの?」
「してないよ」
「兄ちゃん怒鳴ってやんの。かっこわるいなあ」
「むこういってろ」柿田の声は低くなっていった。
「いやだね。それより一緒にゲームしようよ」
 春斗は柿田を揺さぶりはじめた。無視を決め込んだが、いっこうにやめる気配がなかったので、あまりのしつこさに柿田は腹が立った――いや、実際それは、現在までに蓄積していた冷たく暗鬱とした感情の起爆剤として働いただけなのかもしれなかった。
「うるさいなっ。消えろって言ってんだよっ」
 怒号を散らして、ふだんと同じように撃退すべく手を振り上げる。春斗はとっさに頭をかばう。だが、柿田は振り下ろすことができずに硬直してしまっていた。ふいに、今までなにをしてきたのだろうと思ったのだ――俺は、兄弟でもなんでもない他人の家の子どもに、こんなふうに暴力をふるってきた。
 そう考えはじめると、気泡がごとく悔いが無数に浮かんできた。自らの意志ではとめられなかった――自分はずっと、他人の住まいの一室を占拠してきた。他人の家の食事を勝手に食べて残して、他人の家の風呂やトイレを断りもなく使って、他人の家の電気を我がもの顔で消費して、他人の家の収入で進学して、生きてきて、生きてきて、他人の、他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の他人の――!
「兄ちゃん?」怪訝そうな顔を春斗は浮かべてから、なおも反応を示さない柿田に愛想を尽かしたように部屋を出ていった。「へんな兄ちゃん」
 ひとり、柿田はひざから床に崩れた。途方もない欠落感だけがあった。
 それまでの自身しか未来の自分をつくっていくことはできない――自らの言葉が再生され、そのあまりの滑稽さに笑えてくる。それまでの自身なんてものは、そもそもつくられてすらいなかったのだ。幻だった。たとえばそれは『柿田淳一』という題名の、春斗が生まれるまでが有効期限のホログラム作品でしかなかった。
 ――俺は亡霊だ。
 ――両親の子を求める気持ちが生んだ、亡霊だ。
 だったら、消えるのは俺のほうかもしれない。
 

 この出生に関する真実は、地殻変動レベルの多大なる影響を柿田の精神に及ぼし、人格の再構築と表現できるほど一変させたわけであるが、それは結果的に彼が少年時代に経験することのなかった、自我の発達過程における重要な期間を再現するかたちで表にあらわれた。
 要するに、柿田はグレた。遅れてきた反抗期だった。
 高校のクラスメイトを真似て、頭髪をこれでもかとブリーチした。口調は乱暴なものに変更し、喫煙者の仲間入りも果たした。授業は欠席過多に陥るようになり、勉強は一分もしなくなった。不良と聞いて連想できることはなんでも試した。
 本当の肉親を探そうとは思わなかった。二十年近くも経っている。今さら会いにいったところで、彼らには人生のディレクションできあがっているはずだし、柿田としてもなにを話せばいいのか想像がつかなかった。子を捨てた罪を糾弾する? 無意味だし、時間と金の浪費でしかない――だが、かといって家で延々とふて寝するわけにもいかなかった。柿田は自暴自棄のまま街をぶらついては勝率三割にも満たないストリートファイトを繰り返し、ネットカフェでからだを休める日々を送った。幸い、資金には余裕があった。遊びにもおしゃれにも興味がなかったため、家庭教師のアルバイト代はかなり貯蓄されていたのだ。
 しかし、そんな生活をいつまでもつづける気はなかった。
 三月の中旬に柿田は退学届を提出した。もはや柿田家には、この町にはいられないと感じるようになっていた。どこか遠くへ、誰も自分のことを知らない場所にいきたかった。
 大学の門を出る際に、背後から石島に呼びとめられた。
「柿田。おまえ、大学辞めるんだってな」
「それがなんだ? てめえには関係ねえだろ」
「夢はどうしたんだよ」
 そう言われ、以前に両親に恩返しをしたいという夢を石島に語ったことを思い出した。
「そんなものはねえよ。はじめから、妄想だったんだ。ただの」
「意味がわからないぜ……」
「わかれなんて言ってねえだろ」吐き捨てるように言って、歩き出した。「じゃあな。これでもおまえと会うこともないだろうな」
「柿田っ」
 石島が叫ぶ。ほかの学生が一瞥して素通りしていった。
「諦めるなよっ。妄想でもなんでも、おまえが願ったことに変わりはないだろ? それでいいじゃないかよ、それだけでもう十分じゃないのかよっ」
 柿田は立ち止まらずに、夢の墓地をあとにした。
 その翌日に、荷造りを完了していた柿田は、両親たちが寝息を立てている早朝に音を立てないように玄関を出た。薄く光に浸りはじめた空の下で、真っ白な小さな家を振り仰ぐ。
「まあ、子ども部屋はひとつが限界だよなあ」と煙草に火をつけ、柿田は新聞配達員とすれ違いながら歩みはじめた。寒の戻りの朝風が、目頭の熱を冷やしてくれた。
 それから私鉄に乗って総合駅にいった。新幹線のホームに入ると、大型のキャリーケースを横に置いて、美月が携帯をいじりながらベンチに座っているのが見えた。「美月」と声をかけると、彼女は目をぱちくりさせた。
「えっ? なんで先生がここにいるの?」
 美月が春からの新生活のために町を出ることは、メールを通して知っていた。新幹線の乗車時間も聞いて、ひそかに同じ車両のチケットを購入していたのだ。
「すげえな……こんな見た目になってもわかるんだな」
 柿田はブリーチしすぎた髪をつまみながら苦笑した。
「ん? そりゃあわかりますけど? 三年間見てきましたけど?」
「となりいいか?」
「どぞどぞ。特等席ですぞ」
 美月がつくってくれたスペースに腰を下ろす。それからしばらく沈黙が漂ったが、柿田はおもむろに口を開いた。「美月、おまえ俺のこと好きか?」
「ええっ?」瞬時に沸騰した美月だったが、少しして小さく答えた。「……うん」
「家庭教師やってたころから?」
「うん」
「短大に入ってからも?」
「うん」
「今も?」
「うん……好き」
「そうか」柿田は立ち上がり、美月にむかって言った。「なら、俺を連れていってくれ」
 彼女はその目を見つめ返してから、やわらかに微笑んで聞いた。
「いいよ。でも、教えて。どうして連れていってほしいの?」
 柿田は逡巡したが、そこは隠すべきではないと思い、すべての経緯を教えた。最初こそは驚いていた美月だったが、しだいに優しげな表情で話に耳を傾けるようになった。柿田は胸が熱くなるのを感じた。本当は、こうやって真実の自分を理解してくれる相手に出会いたかったのかもしれなかった。
 アナウンスが聞こえ、新幹線がホームに滑り込んでくる。ちょうど乗る予定の六号車が目の前でとまったので、そのまま美月とともに車両内へ足を踏み入れた。
 ――そのときだった。
「まってっ!」
 ホームの出入り口のほうから聞き慣れた声が聞こえた。母だ。きっと、柿田の不在や部屋の状態から今回のことを察知し、ここまで飛んできたのだろう。スライド式のドアは開いたままだったが、彼女は外側で立ち止まった。息を切らしながら柿田とむき合う。遠くのほうから駅員が二名こちらに駆けてきていた。改札を強引に突破してきたに違いなかった。
「……母さん」
「お願い。これだけは覚えていて――」母は頬に涙を伝わせながら、儚げに笑った。覚えているはすがないのに、柿田は、孤児院で自分をはじめて抱いたときの彼女の顔に似ているような気がした。「――あなたは淳“一”……私の、一番最初の、子ども」
 ピリリリと機械的な音を合図にドアが閉じる。流れはじめる視界の端に、駅員に肩をつかまれる母の姿が残った。柿田は拳を震わせつつ、「ちがう」と呟くことしかできなかった。ちがう、俺はあんたの息子なんかじゃない。その資格がないんだ。
 すると、背中にやわらかな重みが触れた。振りむくと、美月が身を預けてきていた。
「美月……?」
「大丈夫、オールライトだよ」柿田の胸に腕を回しながらささやく。「大丈夫だから。先生がどんなふうに昔の自分を思っていても、未来の自分が見えなくても……自分がわからなくなっちゃっても、私がちゃんと知っているから、大丈夫だよ」
「そうなのか……?」
「言ったじゃん。三年間、見てきたって。先生の変わらないところ、知ってるよ」
「たとえば?」
「笑うとき右の頬が左より少し上がるところ。真剣な話するとき耳の裏を触るところ……」
「おいおい、そういうのは癖って――」
「ぶっきらぼうだけど、本当は優しいところ」
 柿田は言葉のつづきを出せなかった。すると、美月はふふっと弾むように笑んで言った。
「さて、私たちの関係も変わったことだし、先生なんて呼び方やめたほうがいいよね? なにがいいかな? やっぱりそれっぽく、じゅ、淳一なんて呼んじゃう?」
「いや……それは」さきほどの母の表情が脳裏をよぎり、眉間にしわが寄る。今後、ふつうに名前を呼ばれるたびに胸をしめつけられそうになるのは避けたいと思った。
 美月は柿田の心情を汲みとったのか、曖昧に笑ってから考える仕草をした。
「じゃあ、ジュンちゃんっていうのはどう?」
「ジュンちゃん?」
「うん。かわいいでしょ?」
 不思議だった。かわいいかどうかはともかく、抵抗なく感覚におさまる。「まあ、なんていうかいいんじゃねえの? おまえらしくてさ」と美月にむき直った。すると彼女は顔をじっと見つめてきたかと思えば、きょろきょろとあたりを見渡してから言った。
「そういえば、さ。誰もいないね」
「あ? ああ」柿田は首を傾げながらも肯定する。ほかの乗客はすでに座席を見つけているみたいで、車両の連絡通路には澄んだ走行音しか響いていなかった。
「ということは、人に見られる心配はないよ、ね」
 なにが言いたいのか聞こうとしたときだった。美月がフライイングボディアタック気味に飛び込んできて、唇を重ねてきた――というよりは歯と歯を激突させるような勢いで正直痛かったが、それも最初の瞬間だけでゆっくりと感触を確かめ合うものに落ち着く。柿田は引きかけた腕を美月の肩に回し、目を細めて彼女を受け入れた。
 これから、自分を知る者はこの女だけになるのだと思った。
 それでいい。それでいいのだと思った。

                 ◇

「私ね、ジュンちゃんには感謝してるんだ」美月が夜空を見上げて言った。「ただの塾の事務員として入った私が講師になれたのは、ジュンちゃんが家庭教師についてくれたおかげだもん。教え方とか、今だってほとんどジュンちゃんの真似ばっかしてる」
 確かに、美月は最初こそは講師ではなかった。しかし指導法に悩んでいたある講師に、彼女らしいと言えばらしいが、差し出がましくも助言を与えたことがきっかけで、その秘めたる力量を買われて指導者に転身を果たしたのだ。それが柿田のおかげだという話は、はじめて耳にしたが。
「たいしたことじゃねえよ。おまえの実力だろ」
 柿田は片足を上げ、煙草をクラークスのソールですりつぶし、道端に捨てた。まったくつまらないことを思い出してしまった。完全に捨て去ったはずの過去だ。今さらどうすることもできないし、する気もないけれど、どうしてか胸が過敏に反応してうずく。家族というものに対して心がむかってしまう。その端緒は記憶の糸を辿ってみれば、まぎれもなく梨元保奈美と出会ってからだった。
 円満だが偽物の家庭で育った柿田と、本物だが凍土がごとき家庭を持った保奈美。
 どちらが不幸かなんて比べられないことはわかっているけれど、それぞれの痛みは別次元的に存在していて、十全な理解など不可能なのかもしれないけれど――気づいたときには、柿田の口は言葉を紡いでいた。「なあ、美月」
「なあに?」
「もしも、もしもの話だけどよ。ひとりのガキがいてさ、家庭が自分の居場所だと信じられないくらいに壊れかけてて、そのことをおまえが知っていたとしたら、どうする?」
「えらく限定的なシチュだね」微苦笑を浮かべつつ、美月はつづける。「どうするって言われてもよくわかんないよ。でも、大事なのはできるできないじゃなくて、ジュンちゃんが救ってあげたいかどうかだと思う。その子のことを、思ってあげられることだと思う」
 思ってあげられること――か。
 それはたぶん、同情や憐憫ではないだろう。
「……って、おい。なんで俺の話になってんだよ」
「え? そういうフリだと思ってた。ツンデレ的な?」
 かっ、勘違いしないでよ? アンタのことじゃなくてただのたとえ話なんだからねっ!? とどこぞの二次元に息吹くヒロインの模倣をする美月にむかって、
「んなわけねえだろうが。キモい真似すんなよ」
 不機嫌をあらわにした柿田だったが、彼女は無視して言った。
「でもさ、私はジュンちゃんなら助けられる気がする」
 虚を突かれたが、かろうじて返す。「俺がそんなヒーローみたいなタマに見えるか?」
「見えるよ。タマタマに見えるよ」
「冗談だろ」
「だったらもっとおもしろいこと言うって」美月は笑った。「なんだかんだ年とってもさ、ジュンちゃんは『ぶっきらぼうだけど本当は優しい』ままなんだよね」
「どういうこった」
「だってさ、その子のことを気にしちゃってる時点で、ふつうにいいお兄さんじゃん?」
 柿田はなにも言い返せなかった。ただ、胸でせめぎ合うなにかを感じた。それを具体的に脳内に書き出すことも、実体的にあぶり出すこともできなかったが、しかしその感情の混在が不愉快極まりない状態であることはわかっていた。彼はベンチから立ち上がった。
「やっぱ冗談だぜ」空き缶をダストボックスに放る。「俺、帰るわ」
「そっか。じゃあ、もう会うこともない感じかな」
「だろうな」片方の頬を吊り上げながら、柿田は背をむける。
「ジュンちゃん」少し迷ったような声がかけられたのは、そのときだった。「ねえ、最後にもう一回だけさ、『愛してるぜ、美月』って言ってみてくれない?」
 それは、彼女に追い出される前の最後の愛の言葉だった。
「なんだよいきなり」
「……別に? 思いつきってやつです」
「はぁん」納得と怪訝を半々に顔に出力してから言った。「アイシテルゼ、ミヅキ」
「こら、なんなのその馬みたいな顔」
「馬場って野郎の真似だよ」そう言うと、美月はかすかに目を大きくして黙った。「こんなセリフ俺に吐かせんじゃなくてよ、そいつにちゃんと言ってもらえ」
 それがきっとおまえにとって正しいんだからよ――という一文は喉の奥にしまい込んで、柿田は再び夜道に足を踏み出す。背後から美月の声が聞こえた。目には見えないが、微笑んでいるような気がした。
「へたくそー、そんな変な声じゃないもん」
 そして小さくつづけた。
「……バイバイ、ジュンちゃん」
 柿田はひらひらと片手を振りながら、土手のほうへと進路をとった。歩きながら煙草をふかすと、だいたい二本目の火がフィルターにかかるぐらいで廃工場が見えてくる。中に入り奥の螺旋階段を上りきったところで柿田はふと立ち止まった。
 美月と妙な会話をしてしまったけれど、保奈美のことを思う思わない以前に彼女の心情はどうなのだろうか。瑠南たちに罵詈雑言を散弾銃がごとく浴びせまくったあげくに、特に雄大には暴力行為をはたらいてしまったのだ。嫌われていてもおかしくない。
(……ってなんで嫌われるのがイヤみたいに考えてんだよ)
 癪に感じて、柿田は勢いよくドアノブをつかみ事務所の中に入った。
 そして――茫然とつぶやいた。
「なんだよ、これ」
 もぬけの殻。
 暗闇の中、保奈美と甘夏の姿はどこにもなかった。

       

表紙
Tweet

Neetsha