ところてん先生へのインタビュー
後藤健二:こんばんわ~ あら?反応がない…
ところてん:すいません、席外してました!
こんばんわ
後藤健二:どもども! いやよかったw
今日はお時間とっていただき、ありがとうございます。
ところてん:ちょっと油断しましたw
いえいえ、こちらこそ!
後藤健二:ええと、では今日は作者インタビューということで…
ところてん:はい
後藤健二:さっそく始めさせて頂きたいと思います!
まず自己紹介をお願いできますか?
ところてん:文藝とかでところてん、もしくは観点室のPNで書いているものです。主に短編書いてます!
後藤健二:ありがとうございます。観点室名義の「トワとの距離」とか「放課後の寂寞」といった短編書かれてらっしゃいましたね。
ところてん:書いてました! どちらもあまりうまく書けなかったような記憶がw
後藤健二:いえいえ、読みましたけど是非新都社の皆さんにも読んで頂きたいなと思う作品でしたよ。トワとの距離がお気に入りです。創作にかけられる今の時間を大切にしようって思う作品でした。
ところてん:ははぁ、ありがとうございます……! 具体的に感想いただけるととても嬉しいですね。
後藤健二:狂気的な才能を感じました。でも何かが足りないw
ところてん:>ナニカが足りない 切ねぇ……!!!!!! でも今読み返すと空間の描写とか話の構成とかに練り込みの足り無さを感じますね。
後藤健二:おお、そうですか? 高い完成度でまとまっていると思いましたよ。新作は現在は構想中ですか?
ところてん:色々構想はしてます。ただ、今一つ更新が止まっているものがあるので、そちらをどうにかしたいと思ってますね。あと、夏の遅筆友の会短編の告知をしたいです。
後藤健二:おお、そんな企画があるんですか。どうぞ告知をお願いします!
ところてん:ちょっと告知はまだ……すいません、短編企画の構想が纏まりきっていないので。
後藤健二:なるほど…私は去年の11月ぐらいからしか新都社にいないので興味しんしんですw
ところてん:ただ前回まではかなり身内よりの企画だったのですが、今度はもっと広く参加していただけたらと思い。むしろ参加しましょう……!
後藤健二:了解ですw そうそうたる顔ぶれが並びそうですががんばりますw
ところてん:待ってます!
後藤健二:さて、読者からの質問も結構来ておりますが
ところてん:質問……
後藤健二:[72]ところてん先生は声がかっこいいですね
ところてん:質 問 じ ゃ ね ぇ ! ! ! ! !
でもありがとう!!! 別に格好良くはないけれどw
後藤健二:ラジオとかに出てたんですか?w
ところてん:たまに出てます。その遅筆友の会というので、短編が終わるとラジオをするのです。
原稿に締め切りがあるのですが、デッドラインを越えた人がつるし上げられるラジオです。
通称懺悔ラジオです。
後藤健二:なるほどw 面白そうですねw
遅筆友の会のことも気になりますが、次の質問いきましょう。
[73]ところてん先生にとっての百合とはなんですか!
ところてん:宇宙の真理であり、唯一神であり、万物の根源であり、つまるところ宗教です。と、まぁ冗談はさておき……特に好きなものの一つで、僕の創作の原点ではないかなぁと思う次第です。
後藤健二:ほぉ~ なるほど……何か百合好きとなるきっかけのようなものあったんでしょうか?
ところてん:それがあまり……気付いたら好きになっていたという感じで。
後藤健二:男性で百合好きって多いけど女性のBL好きと感覚は似ているのかな?
ところてん:多分かなり違うと思います
後藤健二:おお、というと…?
ところてん:BLはしばしば女性の感情移入の先がキャラクターに向きますが、百合はあまりそうではないと思います。
後藤健二:ふむふむ…
ところてん:キャラクター同士の繋がりないしは言動を眺めているのが楽しみなのであって、そこに読者の主体はないように感じます。だから百合作品はどこまでもキャラクターを理想を追い求める傾向にありますけれど、BLはおっさん同士だったり、かなり多様性があって、きたないと思えるような部分も許容される傾向にあるのではないでしょうか?
後藤健二:そういえば女性のBL好きだと、同じ愛好者どうしでも、受け攻めとかカップリングで相容れない部分あったりしますね。
ところてん:ですね。特に若い方に多い気がします。あれはほとんど宗教じゃないかなって思います。
後藤健二:あーたしかに 百合好きだと「綺麗なものを愛でよう」って雰囲気がありますね
ところてん:そうですね、逆にいうと、綺麗なものじゃなければ、百合は作品を許容してくれませんね
後藤健二:ところてん先生の好きな百合作品を教えて下さい!w
ところてん:少女セクトを一番に押します!
後藤健二:了解ですw 読んだ事ないから今度読んでみよう…では次の質問です。
ところてん:はいな
後藤健二:[75]今後やってみたいジャンルはありますか? あと好きな作家を三人ぐらい教えて下さい!
ところてん:とりあえずジャンルにつきまして……
いわゆる日常系みたいなものがやってみたいです。
物凄く不得意なので。
後藤健二:「ゆるゆり」みたいな?w
ところてん:そうですね、もうちょっとストーリーがあっても良いかなって思いますけどw
後藤健二:期待しております! 好きな作家というのは商業の方なのかな? これは…
ところてん:商業なら……選びにくいですけど冲方さんと、森見さんと、宮部さんですかね。
後藤健二:冲方さんのマルドゥックシリーズとか素晴らしいですよね!
ところてん:良いですね。僕は天地明察が一番好きです!
後藤健二:そういえばついでにお聞きしよう。
社交辞令的な「皆さん注目してます」はなしにして、注目している新都文藝、ニノベの作品、作家さんいくつかおしえて下さい。
ところてん:難しい。まず顎先生かな。
後藤健二:多作ですよね~顎先生。ぎゃんぶる横丁終わってすぐ新作だし。短編もちょこちょこ書いてらっしゃるし、書きたくてしょうがないのかな、今
ところてん:そうですね、書かないと死ぬんじゃないかなアレはw
でも単純に小説が上手いと思うし、文章のリズムが凄い好きだし、話の構成が好きだし、キャラクターの作り方、動かし方がとても上手いと思う。>顎先生
後藤健二:まず、ということは他にもいらっしゃいますか?
ところてん:駄々ちゃん先生ですかね
後藤健二:おーやはり。皆さん挙げられますねw
ところてん:ニコ先生とかは違うけど、文才ってのはああいう人のためにある言葉だと思う。
後藤健二:新都社作家では頭一つ抜きんでているということかもしれませんね
ところてん:平易な表現で滅茶苦茶面白い言い回ししてくるし、キャラは良い意味でバカばっかだし、ギャグのセンスあるし、掛け合い面白いし本当に大好き
後藤健二:なるほど…! ありがとうございます。
ところてん:はい( あとひょうたん先生とかつばき先生とか橘先生とかぴよひこ先生とかも尊敬してます!)
後藤健二:社交辞令抜きに、才能いっぱいあふれてますね~新都社
次の質問にいきましょう。
[76]ペンネームの由来を面白いように教えてください。
ところてん: 質 問 じ ゃ ね ぇ ! ! ! ! !
なんなのこれむちゃぶりなの。
後藤健二:面白いように…でw
ところてん:PNネームの由来はうちで飼っているぬいぐるみの「どかん猫さん(正式名称不明)」からとりました!! それだけだよ!!!! 面白いようにってなんだよ!!! ちくしょう!!!!!!
後藤健二:そういえば「ところてん」というのはゲイ用語なんですよ
ところてん:PNをつけた後に知りましたw
後藤健二:後ろから入れて前からでちゃうぅう! というやつです。
ところてん:説明しなくても良かったじゃないですか!!
後藤健二:そんなところてん先生に次の質問です
[77]百合好きなところてん先生はBLのほうはどうなんでしょう?
ところてん:耐性はあります! 絶対とても良い作品とかあると思うので、BLというだけで障壁をつくるのは損かなって思います。とはいえ、あえて読みにいくほどではないです。そんな感じです!
後藤健二:ありがとうございますw 答えにくい質問ばかりですねしかしw
ところてん:ぶっちゃけその方が楽しいです!!w
後藤健二:[78]エッチなもん書いてるのは親兄弟親戚にはやっぱり内緒にするべきですか? 友達とかにも言えないものですか?
まるでところてん先生がエッチなものばかり書いている前提のような質問ですね…w
ところてん:内緒にすべきか否かでいえばしらねーよ!! 内緒にしたいよ!!! それだけだよ!!!! 俺を辱めたいの!!? ちくしょう!
後藤健二:おなか痛いww
ところてん:誰だこの質問書いたヤツ表でろ!!!!!
後藤健二:まぁまぁ、次は割と真面目な質問ですよ
ところてん:はいな!
後藤健二:[79]創作を始めたのっていつ頃からですか? なにかそこに至るきっかけのようなものはあったのでしょうか
ところてん:大学からですね。きっかけは文芸部に入ったからです!
後藤健二:おおー そうなんですか
ところてん:校正とか推敲とか批評なんかの手順マナーなどはそこで教えていただきました。分析する力をつけるという意味では非常に良い経験になりましたね。
後藤健二:そういえば観点室名義で書いていた作品には美術部の描写があったので、てっきり美術関係も勉強されてたのかなと思いました。
ところてん:全然です! 絵心は皆無です(ぴよひこ先生よりはありますが!!)
後藤健二:文芸部やサークル自分も入っておけばよかったなぁ…私は完全な我流なもので!
ところてん:大学生の方にお勧めですー! 四年間を通して自分の成長と先輩のすごさと後輩の拙さを知ることができるので!
後藤健二:ありがとうございます。大学の頃って本当何かやっておいた方がいいですよね。
ところてん:ですよね。あんなに自由な時間を浪費するのは本当に勿体ない
後藤健二:遊びほうけているとあっという間に過ぎ去ってしまうし、創作に携わっている新都社作家の人なら是非有益に使ってほしい時間だと思います。ところてん先生は今は会社勤めとかですか?
ところてん:僕は院生なので、まだ学生生活を謳歌しています。
後藤健二:おおーうらやましい…w
ところてん:へへへw まぁでも実験続きで4カ月で休日1日だけとか普通にありますけどねw
後藤健二:理系なんですか? なんかすごそう。
ところてん:理系です。最近は週80時間研究室に籠もってたりとかザラですよw
後藤健二:大変だ~ そういえば文系と理系で書く小説って違うと感じられますか?
ところてん:うーん……僕は余り感じませんね。
後藤健二:そうですか~ 私、てっきりところてん先生はばりばりの文系だと思ってたぐらいですし、関係はないのかなw
ええと、では読者からの質問はこれで終了となります。
ところてん:はい、お疲れ様でした!
後藤健二:では、ところてん先生に次のインタビューのお相手を紹介していただければと思いますが、いかがでしょうか?
ちなみに次はまだ時期は未定ながら、坂先生にお願いする事になっていますので、その次ですね。
ところてん:おそれおおくも橘先生とひょうたん先生にご了承いただけたので、二ノベ文藝の人気作家であるお二方を紹介したいと思います!
後藤健二:ぐはぁっw 二人とも文藝・ニノベを代表する作家さんですね~~
ところてん:ですよ!!! タイプは違いますけれど、どちらもプロ志向のような気が致します!
後藤健二:どうしよう、二人ともすごく聞いてみたい! ううむ…楽しみすぎる。
ところてん:僕も楽しみです!
後藤健二:ありがとうございます。では坂先生、橘先生、ひょうたん先生と三人続けてのインタビューでやっていきたいと思います。
ところてん:お願いしました!
後藤健二:今日はありがとうございました! 今回のインタビューは明日の昼ぐらいにはUPしたいと思います。
ところてん:ありがとうございました! 質問とか質問じゃないコメントをくれた方々、及び次回インタビューを快諾してくれた両先生ありがとうございました!
◇
ところてん先生とのインタビューで、文章が前後しちゃう事が多かったので、文章の順番を微妙に編集しています。
文字だけのやりとりのチャットだとタイムラグがあって会話が噛み合わない事がたまにあるので…。
文章自体はまったく変えていませんので、ご了承下さいませ。