豆知識その七「メガテンシリーズ最新作はよ」
皆様、「女神転生」というゲームを御存じでしょうか? シリーズをまとめて「メガテンシリーズ」と呼ばれています。当時、「レベルを上げて攻撃してりゃクリア出来る」というゲームの方程式を粉微塵にぶっ壊した、伝説のトラウマ名作ゲームです。このゲームの存在により、ステータス変化系魔法の価値を再認識したゲーマーは数知れません。
このメガテンシリーズは、日本神話に限らず、世界中の神話から神様を引っ掻き集めキャラクターとして登場させており、楽しく遊びながら学べる作品でした。元ネタとかもしっかりリスペクトされているので、見る人が見ればクスリとなったりホロリとなったりする場面もあります。
多分なんですけど、メガテンシリーズをプレイしてから神話に興味を持った人とかもいるのではないでしょうか? 筆者なんかはまさにそのタイプです。
今でこそこんなデタラメに古事記風の何かを書いている筆者ですが、本当の事を言うと、「日本神話に興味を持ってもらう上で一番いい方法は何か?」と問われれば、「メガテンやらせれば?」と即答します。間違いなく。
ぶっちゃけ、神話だか何だかに興味を持つ瞬間なんて、その程度でいいんですよ。「このイザナギって神様イケメンじゃね?」とか「大丈夫だ、問題ない」とか、そんなんでいいんです。エヴァとか面白いですしね。あと最近、「這いよれ!ニャル子さん」なんてアニメやってましたね。あれでもいいですよね。あれでクトゥルー神話に興味が出たなら、それでクトゥルー神話を読めばいいんです。そんでニャル子さんの真の姿を知ってSAN値ガリガリ削れればいいと思います。
っていうかねぇ、そういうのドンドン出さないとダメですよ、絶対。
色々考えましたけど、「やっぱり日本人である以上日本神話くらいは知っといた方がいいんじゃないの?」っていうのが、正直な筆者の感想なんですよ。
だからって、いきなり古事記だの日本書紀だの読ませたって、絶対途中で飽きますよ。読めないし、時代のニーズと違うから多分面白くないだろうし。
なので、ニャル子さんみたいに「出て来て!アマ子さん」とか「つくよみっ!」とかで始めればいいんじゃねぇかなぁ、と思うんですが、どうでしょう編集長? それとも、実はもうあるのかな? 筆者が知らないだけ?
……閑話休題。
さて、次回から、時代は一気に飛び、スサノオの六代孫「大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)」少年の物語が始まります。
ここら辺から、一気にボーイミーツガール要素が増えますよ。やっぱ(昔の人も)好きなんすねぇ。
ちなみに、筆者イチ押しのメガテンシリーズ作品は「ペルソナ」の3と4です。僕は、伏見千尋ちゃん!