「お主、旅の剣士とお見受けするが・・・。」
「ああ、それが何か?」
「実はこの村に女の生贄を要求する化け物が現れてな・・。そこでお主に化け物退治をお願いしたいのだ。」
嫌な予感が的中した。
女が居なけりゃソープもない。こんなつまらん村に用はない。
俺は不敵な笑みを浮かべ言った。
「分かった。正し、一晩宿を貸して頂こう。」
「おお!なんと有りがたいことか!救世主殿!どうぞ御泊まりくだされ!」
爺さんの満面の笑みを見ても俺には罪悪感なんて有りはしない。
明日の朝にはおさらばだ。
続く