Neetel Inside 文芸新都
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【18禁】ちんちん小説集
ペニス同窓会

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 同窓会の幹事を任されたのだが、なかなか人が集まらない。コロナ禍を経て、大勢で集まることに抵抗がある人が多いのもあるが、それぞれに事情があるようだ。

「顔を大やけどする事故に遭ってしまったので、人前に出たくない」
「整形して顔が変わったからみんなと会いたくない」
「指名手配されているから」
「もう刑期は終えたけど刑務所入ってたから」
「刑務所入ってたけど脱獄中だから」
「クラス全員に恨まれてるから」
「クラス全員と寝たことがあるから」
 などの理由で出席を拒まれている。なんてクラスだ。ちなみに男子校である。

 そこで私は一計を案じた。顔を出さないことにしたのだ。代わりに出すのはちんちんである。クラス全員が参加を承諾した。

 会場となった大きなホテルの宴会場に、黒の目出し帽を被った壮年の男性三十名が下半身を露出して集う。ちんちんぶらぶらちんちんぶらぶらちんちんぶらぶらするその異様な光景を見て通報されないように、ホテル側は既に買収済みであった。

 参加者の名前はそれぞれのちんちんにチョコレートで書いてもらっている。ぎんぎんに勃起して名前の見えなくなった者や、他の参加者がチョコレートを舐めとってしまって誰だか分からなくなった者もいる。久しぶりの再会で皆それぞれのやり方で友情を確かめ合っていた。

 クラス全員を集めたことで私は満足し、会場の片隅で一人ちびちびと芋焼酎を飲んでいた。一人の参加者が私に近づいてきた。
「幹事、もっと楽しめよ」
 口元が隠れているので、ちんちんが喋っているみたいだ。会場のあちこちでパンパンパンパンと尻を打つ音がする。
「あいにくだけど腰を痛めていてね」
「じゃあじっとしとくだけでいいさ」
 そういうと彼は僕のちんちんを、いやこれ以上はここでは書かないことにする。

 最後に全員で数珠繋ぎになって写真撮影をした。そのままの格好でホテルを出たら、周囲を警察に包囲されていて、全員が逮捕された。買収額が足りなかったのだろうか。少しみんなやり過ぎたのだろうか。

 最後までみんなの顔は分からなかったけれど、手錠をかけられたそれぞれのちんちんたちは、何だかとても嬉しそうに笑っているように見えた。ちんちんにだって表情はあるのだ。
「幹事、ありがとうな」誰かがそう言って、警官に警棒でちんちんを殴られていた。もちろんそのちんちんは殴られるたびに大きくなっていた。

       

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