Neetel Inside 文芸新都
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ぽに☆すた
<黒歴史編>第2時間目〜田舎〜

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「ち~っす」

席に着くと前に座っている男子が私にあいさつをしてきた。
スポーツマンらしい短めの髪で、整った顔立ちをしていると思う。

「倉西君、おはよう」
「ち~っす!昨日は落ちたの早かったね」

彼は2年になってからの友人であり、オタクである。
そのせいか、美樹や綾香とは馬が合うみたいだ。
オタクに囲まれている私って……一体。

「ん~眠たかったんだよ。だってもう2時回ってたじゃん」
「私は4時までやってたよ~ギルドのマスタさんがね~……」

おいおい……あんたの睡眠時間は大丈夫なのか?
倉西君は眠たそうに目をこすってあくびをしているが、綾香からはそんなのは微塵も感じない。
改めて、慣れって怖いな。

「そういえば、今週の週末は3連休ですよね」
「そうだったね。……何をしようかな」
「瑠奈は一日中家でごろごろしてそう」
「しないわよっ!」

あの子は私をそういう目で見ていたのか。
綾香の方が一日中いろんな意味でごろごろしてそうだけど。

「田舎とかいいよな。空気がおいしいらしいし」
「ここも結構田舎だと思うよ。それにあんまりお店ないし、つまんないよ」

それを聞くと綾香は嬉しそうに目を光らせ、漫画みたく人差し指を立てて話し出す。

「きっとさ、紫色の髪の幼女に出逢ってさ、『東京に帰れ』って黒梨●モードで言われるよ」
「ひ……ひぐ●し?――東京って……またピンポイントね」
「そかそか。風土病とかありそうだな、そこ」
「毎年6月に死人が出そうなのです……あうあう」

これを聞いた貴方。どうか、止めてください。それだけが私の望みです。 ―高岡瑠奈

「瑠奈も意外と物知りじゃん」
「誰かさんのおかげね」

       

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