―――― 閑話
閑話
夜中ふいに目が醒めた。あれほど疲れていたのに。ベッドのそばの窓にはカーテンが無くて、外がそのまま見えた。星空が見えた。ぼくは星々をぼーっと見つめて、ぼくが星の一つになって宇宙をただよったり、あるいはすごいスピードで駆け抜ける幻想をしたが、すぐにまた眠くなって眠りに落ちた。
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