Neetel Inside ニートノベル
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高機動文藝論ガンダムエアー
2期1話 「天使再臨」

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NAECO=クロスロード「僕のこの力も、……ガンダム」




1 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ???「今日もここは、冷たい風が吹きすさんでいるな……」


2 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   新参文藝作家「どれ、昨日アップした新作は…と」



   ―――糞つまんね、死ねwwwwwwww
   ―――帰れwwwwww



3 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   新参文藝作家「ごふぁッッッ!」

   新参文藝作家「ゲホッ、ゴホッ、ゲホッ」

   だばだばだば

   新参文藝作家「血が……、血が、止まらないィィィィッ!」



   ―――すごい中二だわ・・ひくわwwwww
   ―――作者何したいんだwwww


   新参文藝作家「ギイィィィァァアアア!!」





4 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   バッッ


   ???「ダメだッ!!よくみろこのコメを!!」

   文藝作家「あ、アンタだれだよぉ!? いやだよぉ心が、……ゲフオッッ!!」

   だばだばだばだば

   ???「違う、そうじゃない……よく見るんだ!その先までを……目をそらさず……」

   文藝作家「……え?」

   文藝作家「え、あれ……ホントだ……これ」





5 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   文藝作家「これ……どうして?」

   ???「だろ、これはvoteコメ」

   ???「novoteじゃない、これは、voteコメなんだ」

   文藝作家「それ、ってどういう…?」

   ???「つまり、こうかんがえるんだ……」





6 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ???「本当は期待ageって書きたい……でも」





   ???「わたしは素直にそうコメできないの……」

   ???「恥ずかしくて///」

   ???「今日もつい、糞つまんね死ねって書いちゃった……うう……」

   ???「……でも本当は……本当は……」




7 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ???「これは、そんなツンデレ幼女からのコメだと、思えばいい」

   文藝作家「あれ…ウソ。……俺……萌えてきてる……」




   ???「だろ? ほらどうだ、書き続ける活力になった」




8 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ???「全ては考え方次第だ。作品もそう」

   ???「だから……がんばるんだ」

   ???「『書き続ける事がアンサー』なんだ」

   文藝作家「はいっ! あっ、ありがとう……ありがとうございますッッ!!」

   ???「はは、礼を言われるようなことじゃない」




9 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   文藝作家「あっ、もしやあなた……」

   文藝作家「あの、伝説の……」

   文藝作家「伝説の、ロリコンハブられ天才マイスター!!TDN=エアーマン=セイエイ先生では!?」

   ???「違う……よく間違えられるんだ」

   NAECO=クロスロード「俺はNAECO=クロスロード、しがないROM専さ」


   第 一 話 「 天 使 再 臨  」









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   ミィドリア「あなたが……NAECO=クロスロードね?」

   ナエコ「え?」

   ミィドリア「今の……見てたわよ」



12 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「確かに、彼とは違うけど……」

   ミィドリア「まったく違うけどマイスターとしての素質を感じる……不思議な人」

   ミィドリア「さがしたわ。着いてきて」

   ナエコ「えっ、ちょっ、あなたは?!」

   ミィドリア「私はミィドリア・アーデ。私設文藝組織、ヨコチン・ビィイングのミィドリア・アーデよ」



13 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ナエコ「ヨコチン・ビィイングだって!?」

   ナエコ「はなせよ!」



14 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ミィドリア「えっ?」

   ナエコ「俺達は、お前らのせいで……!!」

   ナエコ「お前らのせいで……、新規登録が………っ……ぅぅぅ……」



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   ナエコ「俺だって、新都で書いてみたい! そう何度も思ったさッッ!!」

   ナエコ「でもダメなんだ……!」

   ナエコ「敷居が………高すぎるんだ…………!」

   ミィドリア「………」

   ナエコ「あんたらのせいだ!! すべてあんたらが文装蜂起なんてしなければ……」
   


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   ミィドリア「本当にそう思うなら……私に着いてきて」

   ナエコ「え?」

   ミィドリア「あなたのその創作への情熱が今必要なの」   









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   ―――「ヨコチン・ビィイング母艦2スレ」内



   ナエコ「そんな! この世界にまだ文藝活動が、ガンダムが残っていたなんて……」

   ミィドリア「いつの時代も、レジスタンスは影で活動するものよ」

   ミィドリア「他にも世界各地で、美少女70万人vsガンダム、ガンダムパーフェクトピース、フォールガンダム、ガンダムアビスアイズ、などなど続々と建造されている」

   ナエコ「そうだったのか、すごい……」

   ミィドリア「それこそ、枚挙に暇がないわ」




18 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「とにかく、私達は今”新しい力”を必要としている。」

   ミィドリア「また、大きな争いが始まろうとしているから……」



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   ナエコ「それ、あの」

   ナエコ「『ニノベ国の大規模自演騒動』、ですか?」

   ミィドリア「そう。真偽の程はわからない。でも」




19 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   ミィドリア「ニノベ国のとある自演マイスターの、『自演した』『しない』騒動」

   ミィドリア「そのせいで、また、各国間には緊張が走っているわ」



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   ミィドリア「紛争の気配……、彼ならまたきっと『介入する』っていうでしょうね」

   ナエコ「彼ってあの………伝説の………」

   ミィドリア「ふっ、いない人の事を言っても、どうにもならないんだったわ」

   ミィドリア「だから今は、新しい力を、発掘しているの。あなたのような」




21 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「私が立ち上げた、新生ヨコチン・ビィイング」

   ミィドリア「そして、所有している第4世代ガンダム……新造機」

   ミィドリア「全部出したいけど、その中での私たちが所有しているは3機だけ」

   ミィドリア「今はとりあえず紹介するわね。まずはあっちから………」





22 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ナエコ「なんだこれ……」

   ナエコ「美しい……まるで楽器だ……これも、ガンダムなんですか?」

   ミィドリア「そう、これが、ジュトゥヴガンダム。パイロットの夕凪・バジーナ・ななか大尉よ」

   夕凪大尉「君がナエコ君か。一つよろしく頼む」

   ナエコ「あ、ああ」




23 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「私も彼の詳しいことは知らないの」

   ミィドリア「でもその腕は間違いなく折り紙付き。過去の戦役でも活躍したというし」

   ナエコ(なんだろう……この人の文体、どこかで読んだような?)

   夕凪大尉「………」

   ミィドリア「次にあっち」



24 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ナエコ「なんだあのガンダムは……」

   ナエコ「ぷっ……くくくく……」

   ナエコ「あははははははは!!!」

   ミィドリア「なっ! どうしたのっ突然」

   ナエコ「だって……だってあのガンダム……、アンテナがないじゃないか……くく」

   ナエコ「あれじゃまるで、ハゲガンダムだ……!」




   ミィドリア「その通りよ」


25 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ナエコ「え?」

   ミィドリア「髪もなければ職もない」

   ミィドリア「それが、ガンダムハゲニート。」




26 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ナエコ「な!? そんなんで戦えるんですか!?」

   ミィドリア「ふっ。バカにしないでよ」

   ミィドリア「この機体は正統派連載作品としては最速の100スコアを叩きだした、超ハイスペックマシン」

   ミィドリア「坦々とした日常のように静かに描かれるハゲの恋愛には、かなりの定評があるわ」

   ナエコ「へぇ……こんなんが……」




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   ブラック・ビーンズ「俺には髪型を変えることはできない」

   ブラック「だが世界を、……変えることができると信じている。よろしく、ナエコさん」

   ミィドリア「そして、彼がマイスターのブラック・ビーンズ」

   ミィドリア「最後に」





28 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ナエコ「これ……こいつァみるからにヘヴィだな」

   ミィドリア「そう」

   ミィドリア「文藝屈指のチャージショットシューター、ガンダムガールズ」

   ミィドリア「その異名の通り、溜め撃ちを得意とするわ」

   ミィドリア「一話を読んで、そこでピンと来るかこないかは分かれると思う……」

   ミィドリア「でもその初弾さえ当たったなら、非常に強力な文体なの」

   ミィドリア「そして彼が……」




29 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   オームラ「よろしくww 自分も新参なんですけどw お手柔らかにw」

   ミィドリア「マイスター、オームラ・ユウ。こちらは、……屈指の……草使い……なの」

   ナエコ「あ、ああ。よろしく(礼儀があるのかないのか……)」

   オームラ「あ、ハイw ありがとうございますw」





30 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「あとは……4年前の戦役を一緒に戦い抜いた、スイスポガンダム、妄僻想湖ハニーガンダム……」

   ミィドリア「彼らが味方になってくれると心強いんだけど」

   ミィドリア「あの二人は今は流しで、来てくれるかどうかはわからない……」




31 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「だから―――あなたの力が必要なの、NAECO=クロスロード」

   ミィドリア「あなたも、文藝新都に……ガンダムに乗って」



   ナエコ「そんな……どうして僕が?」

   ミィドリア「さっきのやりとりを見ていたの……」

   ミィドリア「あなたには不思議な力がある」




32 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「言葉で人を癒す力が」

   ミィドリア「そしてそれは、”言葉から、絵を生み出す力”になる」

   ミィドリア「あの人……TDNは……」

   ミィドリア「その”言葉から絵を生み出す力”を持つ者を、ガンダムと呼んでいたわ」

   ナエコ「じゃあ、僕も……ガンダムだと……言うんですか」




33 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs


   ミィドリア「それは、まだわからない」

   ミィドリア「これを」

   ナエコ「これは……新規登録画面?」



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   ミィドリア「目を閉じて……」

   ミィドリア「浮かんだ物語に題名をつけるの」

   ミィドリア「それがあなたの、ガンダムになる……」

   ナエコ「…………」



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   ミィドリア「その画面は、持ち帰っていいわ」

   ミィドリア「文藝マイスターになったら、その先はあなたの自由」

   ミィドリア「でもあなたなら、……きっと、ここにくるわ」

   ナエコ「………わかりました」





   ナエコ(僕が、文藝マイスターに……?)




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   オペレータ「ミィドリアさん!!」

   ミィドリア「どうしたの!?」

   ミィドリア「みつかりましたッ!!あの三人がッ!!」




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   ミィドリア「ホントに!?じゃあ早速!!」

   オペレータ「ですが、ヤサグレ・パンディズムは……先の調査の通り記憶が…………」

   夕凪大尉(パンディズム君、記憶を? ………っ)

   ミィドリア「それでもいいわ!連れてきてから考える!!」





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   ミィドリア(だって、私は………)



   ―――東雲「ミィドリアさん、あなたの口から彼に伝えて……、私の最期の言葉………」

   ―――東雲「『一緒にボイスドラマやれて、わたし、本当に嬉しかったよ』って………」



   ミィドリア(だって私は、まだあの言葉を伝えていない、……東雲さん。)

   ミィドリア(必ず果たすわ。貴方との約束。)

   ミィドリア「全機発進準備ッッ!!!」




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   ミィドリア「これより、ヤサグレ奪還作戦を開始するッッッッ!!!!」





   第2話「 ヤ サ グ レ 奪 還 作 戦 」へ続く




41 :1 ◆yK1/5xxOWY :09/02/27 12:17:24 ID:hHgFsqUs

   機体解説

   ジュトゥヴガンダム
   かなりの手練マイスター、夕凪・バジーナ・ななか大尉のワンオフ文体。
   旋律のような文章で流麗に、モンスター読者の心の琴線を刺激する。

   ちなみに、マイスターの夕凪大尉はとある文藝作家の仮の名、との噂もある。
   真相や如何に。





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   ガンダムハゲニート
   非常に落ち着いた文体。
   と見せかけて、超高機動。仮想戦闘では、最速の100スコアを叩き出した。
   見た目の悲惨さとは裏腹に、非常に友達も多い。誰からも好かれる印象のガンダム。   



   ガンダムガールズ
   重いがパワフルな文体。
   別にガンダムガール数機ではなく、ちゃんと一機である。

   見た目どおりの性能で、一撃一撃に力を込めた攻撃でモンスター読者を殲滅する。
   また、wikiを使った多彩な攻撃も可能。
   まさに動く戦車。
   の割はジェットスキーのように軽快な動作も可能。

       

表紙

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Neetsha