ある日 見知らぬインド人に
カレーの作り方をレクチャーされる。
インド人はてきぱきと指示をだすが
僕にはまったく理解できず反応に困ってしまう。
彼にはそれが気に入らなかったらしく
凄みがある顔で僕を睨みつけ刃物で脅してくる。
僕は死に物狂いで彼の機嫌を直そうと悪戦苦闘するが
間違ってハヤシライスのルーを鍋にいれてしまう。
彼は怪訝そうな顔をしながら鍋の中身を味見すると
急に満面の笑顔になり僕の肩を優しくたたく。
僕たちは和気あいあいと食卓を囲む。