「そういうことなので神様は存在しません」
つまらなさげに教授はそういうと白髪の頭に銃を向けた。
「あなた方が盲信する神様が存在するならば私の自殺を止めるはずです。
なぜなら私が死ぬことはこの世界に対して多大な損失になるからです」
教授は淡々と自分の見解を述べ、引き金を引いた。
銃は火を噴き、教授の脳みそを飛散させた。
彼は反射的に最後の言葉をつぶやいた。
「そういうことなので神様は存在しません」
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