Neetel Inside 文芸新都
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私とお酒の日々
2010/03/31/23:59(水)「結婚しました」

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 こんばんわ。
 千世子です。
 
 この度、結婚することになりました。ダンナ様は会社の先輩で、2つ年上の人です。
 何日か更新が空いていたのは、段取りや披露宴とかあって、ちょっと忙しかったんです。
 
 友人から夫婦徳利を頂きました。晩酌で夜を楽しむことができますね。
 赤霧酒店からは私の生まれ年のワインを頂きました。場所は違えど、私と同じ時間を歩んできたワイン、いつ呑むか悩むところです。
 そしてダンナ様からは、一生の愛の誓いを頂きました。お酒の肴にはひどく甘すぎます。どんなお酒に合うでしょうか。
 何よりプロポーズのときの「キミのぬる燗を呑んでいたい」という言葉には……身も心もほんわりしていまいました。
 
 これからハネムーンへ行ってきます。ダンナ様と、どのような夜を過ごすのでしょうか……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 …………
 
 ごめんなさい。嘘です。
 今日はエイプリルフールですね。なのでちょっとした嘘をついちゃいました。いろいろと考えましたが、これが一番笑って済ませれそうな嘘でした。更新が空いていたのは、残業が多くて時間がなかったんです(汗)。でも新年度になったので、もう大丈夫です。
 
 とは言え、せっかくこんな話題を出したので、結婚について私の考えていることを書こうと思います。こんなときでもないと、書くことなんてないでしょうからね。
 
 
◆千世子流「結婚観念」
 
 学生のころの女友達や、同性の同僚、後輩、先輩。色々な人と「女の幸せ」について話をしていると、必ず結婚の話題が出てきます。
 愛している相手にプロポーズされ、愛を受け入れ、結婚。子供を産んで、幸せな家庭を築く。たいていそこに行き着きます。また、相手を愛すること、それが幸せという人もいます。
 
 手を繋いだり。
 
 趣味のことをお話したり。
 
 どこかに出かけて時間を共有したり。
 
 たまにケンカして、でも仲直りして絆を深めたり。
 
 お互いが心を許しあい、肌を重ねて、肉体的にも距離を縮めたり。
 
 多くのイベントがあり、最後には結婚する、そんな幸せ。
 たしかに、愛する人を愛し、愛されることは幸せだと思います。その幸せを感じていたときもありました。
 ただ、そのころは「結婚」ということがよくわかりません。何となく、別のようなものに感じていました。

 私も、誰かに愛され、誰かを愛していたころもありました。たしかに、そのときは幸せだったような気がします。ですが、結婚を意識したことはなかったと思います。
 はっきりとは覚えていませんが、一緒にいるだけなら、結婚しなくてもいいじゃない? と思っていたような気がします。
 
 でも今は、何となく結婚のことがわかるような気がします。
 単純に、愛し愛される人と、お酒を呑む。うーん、なんてステキなことでしょうか。
 
「これおいしいね」とか言いながら、一緒にご飯を食べたり。
 
 ビールなりハイボールなりを呑んで、他愛のない話をしたり。
 
「明日はこれ呑もうね」「ごちそうさまでした」とか言ったり。
 
 なんて甘美な生活でしょうか……!
 
 
◆◆◆◆
 
 
 まあ、今のところは独り身が気楽です。仕事が終わったら何を呑もうかなぁと考えたり、ぼんやりテレビを見ながら呑んだり、ラベルを見ながらそのお酒のことを考えたり。そんなときが、何より幸せです。
 まだ20代とはいえ、そんな女性はどうなんでしょうか……人生を何人で過ごすか、その答えを決めるには、まだ猶予があると思っているんですが……
 
 
 エイプリルフールの嘘から始まった話にしては、真面目で恥ずかしい内容になってしまいましたね。たまには、こんなお話をしたいときもあるんですよ。女の子ですから。


       

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