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第十一戦:正義のヒロインが奇妙な感情に目覚める時…

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第十一戦:正義のヒロインが奇妙な感情に目覚める時…

レーザーにレオタードの胸元部分を円形にくりぬかれ、屹立した乳首を露出したミドレンピンクは、開かれて拘束された股間をかわるがわる襲うポンポイント波動攻撃にあらぬ姿を披露する羽目になった。
「ひゃうぅッ…うぅぅ…、や、やめて…・止めてちようだ…いぃ…い、いひぃッ…」
正義のヒロインのコスチュームの下に隠れた淫唇は、その形がくっきりと鮮明になり、その奥の女芯はじゅわじゅわと熱い液体が漏れ出ることを堪えきれないほどに、敏感になり切っていた。
「ふははは、亭主が姿を消して大分になるしな、さぞかしそのまだ十分にスケベな肉体は干でっている事だろうと思ってな、女体を狂わす七色の波動を生みだすレーザー・ポイントで責めたてられれば、いかに正義のヒロインとやらも陥落せざるを得ないだろうな」

Mr.チャイルドの言葉通り、作業員たちが手にしたスティックタイプのポイント・レーザに、ピンポイントで波状攻撃を受けた秘所は、陰核が痙攣しそうなほどビクつき、滴り落ちたふしだらな液体が太腿を伝い流れ堕ちている。
(や、やだ…私ってば…感じてるッ…。誠さんの仇敵、ジェノサイドに捕まって…それだけでも屈辱的なのに…拷問までされて…濡れてるッ)
「はわ・はわ・わわわわ…き、気が可笑しくなりそう…」
「ハハハ、それでいい、正義のヒロインなど止めてしまえ。ミドレンジャーの退職願を出すなら、口頭で聞き届けてやるぞ、ミドレン・ピンク。いや間嶋順子未亡人」
「はわ…ま、誠さんはぁ、死んでなんかいませぇんッ! はうぅあぁ~~~ッ。そ、それに私はミドレンジャーを止めたりはぁ…はわ、はわわわ…」
唾液を滴らせながら悦楽拷問をなんとか堪え続けようとする順子だが、容赦ないレーザー波動で、股間を文字通り波状攻撃に晒されては日頃の欲求不満と相まって、あられもない痴態を晒してしまったとて彼女を責めるのは酷だろう。いまだ失踪した亭主を信じ続けるシングルマザーの弱みに見つけ込んだ性感拷問に、順子の受難は続く。

「おうおう濡れてる濡れてる、良いぜこの女」
「敵に捕まった戦隊ヒロインが潮まで吹いたらさぞかし見ものだぜ」
男たちは狂喜乱舞する。じんじんという発狂しそうなほどの甘い痺れに、我を忘れ嬌声を上げる順子。
(も、もうダメだわ…。こんな目にあわされたら、正気を保てない…降伏するしかないみたい…。ああ、ごめんなさい、誠さん…そしてみんな…)
その時だ。

「ピンク―――—ッ、しっかりしろぉ!!」
「助けに来たぞう、順子ちゃーん!」
仲間の声に我に返った順子は、あまりの失態に女芯を熱くし、恥じらう。Mr.チャイルドは口惜しそうに吐き捨てた。
「ふん、邪魔な奴らが来たか。だがな、ミドレン・ピンク。いや、間嶋順子、お前の肉体にはスーパーヒロインとしてのあるまじき弱点を、キッチリと教え込み、刻み込んだ。今後もお前から亭主の極秘資料の在りかを聞き出す役に立つだろう。戦隊ヒロインを続けたければ続けるが好い。だが、それはお前という女が人間として堕ちてゆく序章になるということを忘れるな。女に生まれてきたことを後悔するほどの生き地獄の序章であることを、な」
その捨て台詞を朦朧とした意識の中で聞き届ける順子だった――――—。
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