傷は癒えた
すこし跡が残っているけど
君の一線はまだ残っている
言えば君の好きなことなんでもしてあげよう
でも
言われなければできない
君のことよく知らないから
本当に情けない
愛という概念は
君にあるのでしょうか
君の人生はここで止まるのですか?
その傷は
なにを示しているのですか?
この傷も
なにを物語っているのですか?
白く残ったこの傷に
あなたの愛を誓いましょう
はたから見れば
なんとも可笑しい
自分の気持ちなど
ほかの人から見れば
今日の記憶の一片にしかならないから
まじめに話すことも無いだろう
君の言う
気になる人は
顔もかっこいい
口も達者で
なのに
いい奴じゃない
なんとも可笑しい
人に振り回されてできた傷なのかと
少し思ってしまうけれども
あなたの闇は
そんな優しいものじゃない
君がたとえ街でほかの人と
手をつないで歩いていても
僕は
耳をふさいでるだけだよ
あなたのその楽しそうな目を顔を
僕のものにすることはできない
独占したいわけではないが
そんな気持ちになる
でも
君が誰かを好きでもいい
僕はあなたを愛します
それが僕の生きる道