トップに戻る
<< 前
次 >>
ペンを
単ページ
最大化
最大化を戻す
▼
彼は三度ペンを取った。
書かなくてはならないと思ったから。
美しい物を書きたいと思ったから。
だからキレイなことを書く。
書けないことなど何も無いと、書いていた。
だから頑張って書いていた。
細く弱いその腕で、書いていた。
その弱い腕は、力強さに満ちていた。
35
▲
Pudding 先生に励ましのお便りを送ろう!!
sage
〒みんなの感想を読む
<< 前
次 >>
トップに戻る