トップに戻る

<< 前 次 >>

霧の宝石を

単ページ   最大化   

霧の中を、キレイな光に向かって歩いていた。
何度も何度も迷ったけれど、ゆっくりゆっくり近づいていく。
ようやく光にたどり着く。
キレイな光を発していたのはキレイな宝石。
キレイな物だった。
だから細く弱く、白いその腕を伸ばした。

――何故か心が満たされた。
36

Pudding 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

<< 前 次 >>

トップに戻る