こんばんは。
千世子です。
どうにか回復できました。なので、最近の不調のことをお話しようと思います。
湿っぽいお話になりますが、聞いてください。聞いてほしいです。
4月10日のことでした。赤霧酒店に行ったら、居酒屋赤霧(4月3日の記事)のときにいた蔵元の娘さんがいました。
「なんでいるんだろう?」と思いましたが、それ以上に「今度こそ友達になれる!」なんて考えていました。
すると、赤霧さんが蔵元の娘さんの隣に立って言いました……
「結婚することになったんです」
蔵元に何度も通ううちに、知り合ったそうです。
プロポーズしたのは、赤霧さんのほうらしいです。
ここしばらくの臨時休業は、蔵元に行って親御さんといろいろあったそうです。
結婚式は、しばらく未定のようです。
足元と視界がぐらぐらとしていたわりに、赤霧さんの話したことは鮮明に頭に残っていました。
結局、その日は何も買わず、家に帰ってただ泣きました。大泣きでした。ご飯も食べず、メイクも落とさず、ただただ泣いていました。
嬉しい、悲しい。そんな感情はなく、後悔や自分への苛立ちだったと思います。
私は、赤霧さんのことが好きだったみたいです。お酒のことを語る姿、接客する姿、「いらっしゃい」「また今度」と言ってくれる赤霧さん……どうしようもなく、好きだったんです。
いつ勇気を出せば良かったのか。そもそも生まれが悪かったのか。ただ縁がなかったのか。たとえ何が原因でも、もう、ダメなんですね……
気持ちの整理は少しずつできてきましたが、まだ「おめでとう」と言える自信はありません。私は、ひどい女でしょうか……?
以上が、最近の不調の事情でした。
……………
ということで! ここからはシャキっと気分を変えて、今までの「私とお酒の日々」の再開です! まだ気持ちが引きずり気味なので、やや空元気でお送りします。
ここ2週間ほどお酒を呑まなかったので、酒欲はかなりのピークに達しています。幸い明日もお休みなのでやりたい放題ですね!
今日は、うつうつとした気分を吹き飛ばすために泡盛です!
泡盛と言えば沖縄(昔は琉球と言われていました)で造られる焼酎の一種のお酒です。「アルコール度数が高い」というイメージが強いでしょうか。
私はそれ以上にユニークな銘柄、ラベルを知ってほしいと思います。遊び心が伝わってくるような名前や、ほかのお酒にはないカラフルなラベル(たまにギョっとするようなものもありますが)……ついつい、その2つで選んでしまいます。
泡盛の一杯目は、ぐい呑み(ショットグラスは持っていません)でストレート。ぐぐいっと入れて一気!
「………ああぁっ」
口の中が焼けますっ。でも、口からお腹まで流れる泡盛は、まるで水のようなのど越し。アルコールの辛さを口の中に置いてきぼりにしているかのようです。
この泡盛の勢いに追いつけるおつまみは限られています。今日は鶏山椒(高温でカリっと焼いた鶏肉に山椒をまぶしたもの)と鷹のツメチャーハン(チャーハンに刻んだ鷹のツメをまぶしたもの)です。
まずは鶏山椒を……
パクリ。
表面はカリカリ、中はふっくらジューシー、そして口に広がる、じんわりとした山椒の辛さ……!
「んん~~~~!」
思わず泡盛の呑み込んで!
「う、あ、ああっ」
これも辛いです! でもいくらでも呑めそうな気分になる、それが泡盛!
続いて鷹のツメチャーハンを……
むしゃり。
「っ!!!!」
突き刺すような辛さ……というより痛さ! 味付けは自分好みのしているものの、これはあまりに辛いっ……
ごくりっ。
「……えぅ」
のどを潤す呑み物が泡盛しかないとはいえど……これは、あまりにきついです……
ですが、やっぱり泡盛はすいすいと呑めますね。泡盛は最初の一口で「苦手ではない」と思った人は、いくらでも呑める人だと思います。
開けたばかりの泡盛は、早くも半分なくなっていました。今日は、普段よりも酔いが……それも、気分の悪さが先行しています。
やはり、悪酔いでしょうね……泡盛に申し訳ないです。
やっぱり、まだちょっとつらいです……