こんばんは。
千世子です。
今週の初めから山崎くんが私の下から外れ、桐子さんの下に行きました。私の下には今年の新人さん(まるで小動物のような女の子です)がやって来ました。
最初からある程度できる山崎くんと違い、基礎から教える、いわゆる新人教育という仕事ですね。まあ私の仕事は他にもあるんですけどね……
新人さんとはのんびり楽しく(これは私の感想ですが)仕事ができましたが、そのだけ自分の仕事が進まないわけで……あまり忙しいはずではないのですが、やけに残業が多かったです(汗)。
一方、山崎くんは自席と桐子さんのところを行ったり来たりをしていました。まあ桐子さんの下で働くというのは……大変でしたねぇ。知識はつきますけどね。
こっそり山崎くんの作業内容を確認してみたら、どうも未経験の分野だったみたいで……がんばれー、としか言えません……
そう言えば今日のことですが。
ぺこっ。
桐子さんからメッセージが届きました。
『今晩、山崎くん借りるね』
「……山崎くん」
「な、何でしょうか?」
山崎くんがちょっと怯えていたような気がしましたが、きっと気のせいです。
「今夜、桐子さんとどこか行くの?」
「え、ええ、呑みに行こうかと……」
ふーん。
まあ、それは置いておいて。
今日は金曜日。さすがに早く帰りたいと思い、定時は少し過ぎましたが、残業少なめで帰ることができました。ちなみに山崎くんと桐子さんは定時ダッシュでした。
せっかく早く帰れたので、タイムセールで鶏肉とかを買いました。これで近いうちにお手製の串に刺さっていない焼き鳥(ただ焼いただけです)を作ろうと思います。
そうでしたっ! 今日、ついに赤霧さんの奥さんとおしゃべりできました! 私が想像していたよりも年齢が上でした……私よりは若かったんですけどもね。
あれこれお話して、やっと仲良くなれました! 冬になったら新酒も頂けるみたいです。ふふふ。
それにしても今週は疲れたので、今日ぐらいはダラダラする日にしようと思います。そうですよね、ここ数週、忙しかったりあれこれ考えたりしていたので、自分へのご褒美ですね。
まあダラダラすると言っても、つまりは家呑みすることなんですね。となると、晩ご飯は自分で作らないといけないわけで……
今日は赤霧さんから良い酒粕を頂いたので、酒粕トマトスープを作ります。
◆千世子流『酒粕トマトスープ』
用意するもの
・酒粕(なんでもいいですが、酒造で売っている湿り気のある酒粕がおいしいです)
・トマト(トマトの水煮缶でも大丈夫です)
・カニ缶
・鶏がらスープ
・マッコリ
・酢(黒酢ならグッドです)
作り方
・鶏がらスープに酒粕、トマトの水煮、カニ缶を入れる。
・マッコリ、酢で味を整える。
・できあがりです。
◆◆◆◆◆
非常にアバウトなレシピですね(汗)。ですがほぼ目分量でやっているので、細かい分量はわからないのです……
できあがりとしては、酒粕の白色とトマトの赤色でほのかにピンク色になっています。もし作るのであれば、ほのかなピンクを目指してみてください。これは今までで一番のおすすめメニューですよ。
さて、今日の献立は……
・酒粕トマトスープ(ついさっき作ったもの)
・ポテトサラダ(日曜日に作ったもの)
・焼き鮭はらみ(タイムセールで売っていたのを焼きました)
・鶏皮ポンズ(酒粕トマトスープと並行して作っていたもの。焼き鳥屋の定番メニューですね)
さてさてさて、あとは今日のお酒ですが……
6月に入り、世間はクールビズですね。もう気分は夏、そろそろ暑いなぁと思いませんか? なので夏を先取って日本酒、吟醸酒のロックで決まりですっ。私はこれだけで7月を体感できるんですっ。
まあ吟醸酒に氷を入れて呑むだけですが、グラスの中に浮かぶ氷に吟醸酒のすっきりとした味わい、ビールとはまた違った、暑さが吹き飛ぶお酒です。
まずはお酒ですね。のどを潤すために、きゅぴっと一口。
きゅ、きゅっ。
「……はぁっ」
まるでシルクのようです(比喩ですよ? シルクは呑んだことありませんからね?)。冷蔵とはまた違う冷たさが心地よいのですっ。
ある程度主食をつまんで(私の作るものって、たいていおつまみっぽいんです……)、いよいよ酒粕トマトスープです。ゆらゆら揺れる湯気からは酒粕のいい香り……スプーンですくって。
ちゅるっ。
「う~んっ」
悩んでいるわけじゃないですよ? 酒粕とトマトが組み合わせがもう……酒粕の味がトマトのさっぱりとした感じに乗ってお腹に入るようです。
これだけで4合ぐらい空いちゃいますねっ。……酒粕で日本酒を呑むというのも、すごい循環ですね。
案の定でしょうか、4合空いてしまいました(汗)。なので炭酸きつめのハイボールで8月を体感中です。テレビつけて、ブログを書きながらお酒を呑む。実に贅沢な時間の使い方です。