<おわび>
俺は謝らねばなりません。というのも、この星辰麻雀、半荘六回をえっちらおっちら書いていく元気がなくなってしまったのです。
それはひとえに俺の無計画さが招いた結果です。
「息をするように、メシを食うように、自然に書いていけたらいい」
間違っていたのです。
俺にとって小説はそんな生半可なものではなく、いつだって全力で、全力が出せなくなれば死に絶えるものであったのです。
そんな死にかけのジジイみたいな生き方も書き方もまっぴらです。
ですから、俺は半荘六回戦目の最大の山場であるオーラスだけ書いて、この星辰麻雀の幕を下ろそうと思います。
突然の終了となりますが、本当に申し訳ありません。
せめてこのオーラスが読んでくれた人に一時の娯楽として供せられることを願うばかりです。
いまもなぜか右胸が痛みます。胸をつかみながら書いております。
ですが俺は倒れません。こうなったらくたばるまでやるだけです。
できるものなら、死ぬときまで、かじりついてでもタイピングしていたい。
明日のテストも胸の不調もくそくらえです。
では、星辰麻雀オーラス、開幕です。
親は清水、天馬の勝利条件は、天馬トップの詩織ラス。
お楽しみください。