2018年6月

6月4日/ビールの南に

子供部屋のような場所にいて、傍らには犬が一頭。
ここはどこだろう、と部屋を出ると足が思うように動かない。
這いつくばって階段を降りると、下宿のような一軒家のようだ。
外に出ると中華街風の変わった場所。
まだ足は思うように動かないけど周囲を回ると、
下宿の真裏には宗教団体が経営する極彩色のバーがあった。
6月5日/長い、長い悪い夢

車の運転をしている。場所は外国だ。辺りは雪が降っている。
普段運転をしないので、直感的に「これは夢だ」と悟る。
ただ、思考回路は曖昧。時折そのことを忘れてしまう。
とりあえず駐車場に車を停め、工事をしているおじさんにここがどこかを尋ねる。
「モスクワだ」という返答。するとおじさんの顔がぐにゃりとスラブ系に。
辺りを徘徊しているうちに、夢の中で夢から目覚める。

---------------------------------------------------------------

夏の海岸線を車で走っているようだ。私は助手席。運転手は知らない男性。
途中橋がある場所で車を停め、川に向かって歩いていく。
私は男性を背負っている。足はうまく動かない。膝からへにゃりと崩れ落ちる。

---------------------------------------------------------------

気づくとまた車の中。砂利道や舗装されていないでこぼこ道を走っている。
およそ70kmほどのスピード。
途端、子供が飛び出してきて跳ね飛ばしてしまう。
靴が宙を舞う。スローモーションの頭部。彼は気付いていない。
蒼白になり、男性に子供を轢いたことを告げると
「轢いてなんかいないさ、それにこれは夢なんだ」と笑う。
夢だと分かって安心していると、
「夢だから恐ろしいこともあるんだよ」とさらに笑う。これは悪い夢だ。

---------------------------------------------------------------

ミラーで轢かれた子供を確認すると、這いつくばって追ってくる。
車から飛び出し、廃校に逃げ込むとどこまでも続く回廊。
延々と追いかけられ、最後には捕まってしまった。
6月11日/何もない日は着物で

道行く人は皆、紺色の着物を着ている。漏れなく私も。
私は半着に袴を付けていて、足捌きがいい。
公園や地下街を駆け回っている。
途中ワゴン車に乗ると、見知った顔が2~3人。
しばらく乗ってあたりを見回すと周囲は高層ビル街。
およそ30階建てのひとつに入り、7階の旅行会社を目指す。
階段を一気に駆け上がり、飛び降りるを何度も何度も。
途中トイレに入ると、個室も手洗いも何もない、空虚な空間が広がっていた。
6月25日/背中に揺られて

延々と続く坂道。実家の周辺を歩いているらしい。
ただ、このあたりに坂道なんて無かったはず。
10kmほど歩いたのか、足が疲れたので休んでいると
目の前を巨大なヘラジカが通っていく。
うまく手懐けて背中に乗り、坂を駆け上がり天辺へ。
頂上は晴れ上がり、眼下に雲が揺蕩う。そのかなたには海。
季節は春と夏のあいだ。
sage